TEL:090-6363-3196

営業時間

17:00~22:00[月~金]
13:00~20:00[第1・3・5 土曜]
8:00~18:00[日]

定休日

第2・4 土曜

新着情報

News

2024.11.17

最近のいろいろな修理

こんにちは、出張修理の自転車屋さんです。

最近はおかげさまで多忙で作業様子の更新が遅いですが少しずつ紹介していきます。



工具等も紹介したいのですがまた時間があるときにお勧めや使った感想を書きます。



本日はスポーツバイク修理作業をご紹介します。

パンク修理依頼で土岐市にお伺いします。

alt

タイヤ状態が良くないのと全体的にメンテナンスもご希望でしたので代車をお貸しして作業場に引き上げてお預かり修理を致します。

alt

alt

空気圧管理が良くない為、パンクしてない方もチューブが削れています。

タイヤサイドも皺がよって痛みがあります。

alt

パンクの原因はチューブの破裂です。

空気圧不足で走行してると中のチューブが位置がずれてしまいその状態で空気を補充するとこの様に破裂します。

スポーツバイクはこまめな空気圧管理が必要です。

alt

チューブを交換する際にバルブコアが外れるタイプチューブはエア漏れ対策をして取り付けます。

alt

交換後には指定エアー圧にセットします。

alt

コアからのエア漏れが無いかもチェックします。

alt

チェーンも注油を行っていない為、磨耗してますので交換します。

幸いにもスプロケット等のギヤ側はまだ大丈夫でした。

alt

ホイールバランスも調整します。

alt

alt

スプロケット、ローターボルトも緩みがありましたのでしっかり固定します。

alt

パッド残量は大丈夫です。

alt

前輪も同じくホイールバランス調整作業します。

alt

ローターの締め付け確認

alt

フロント側もパッド残量は問題無しです。



ホイール周りの作業が終わったので指定トルクで固定します。



チェーンは安心のシマノ製



新品にはグリス状の油分が多くチェーンの動きが重いので一度洗浄して脱脂をします。

これにより動きが滑らかになります。



チェーンを適正な長さにカットします。



新しいピンを圧入後にカット部分を綺麗に研磨します。



新しいオイルをチェーンに注します。



インナーキャップが無くなりほつれてます。



手に刺さると痛いのでまとめてから短くカットしてキャップで固定します。





ボルトの締め付け確認





フェンダーステーが変形していたので修正





外れてる部分も固定します。









前後の変速調整をします。









前後のブレーキはピストン汚れによる引きずり、キャリパーセンターのズレ、ローターの変形等がありましたのでその辺も調整にて作業完了。




完成後にはテスト走行を行い、自転車の動き、ブレーキ、変速等に問題が無いかを確認して作業完了です。

配達時にお客様のお持ちの空気入れを使用して正しい空気の入れ方と注油の仕方を説明しました。

実際にお客様にも入れていただき、私の作業を動画に撮影したので次回からは大丈夫でしょう。

次はタイヤ交換依頼で可児市まで出張します。



盗難にあつた自転車が戻ってきたそうですがパンク等もあり全体的に整備もします。

クイックレバーも固定が間違ってます。



刺さり物のパンクですがタイヤ自体に経年劣化もありますので前後交換します。







最後に全体の整備、点検をして作業完了です。


スポーツバイクの修理やメンテナンスでお困りの際は気軽にご相談下さい。

2024.07.07

最近のいろいろな修理

こんにちは、出張修理の自転車屋さんです。

本日は最近行ったスポーツバイクの修理を幾つかご紹介します。

まずはブレーキシュー交換依頼で土岐市までお伺い致します。

alt

以前にパンク修理のご依頼をされたこともありました。

再度ご依頼ありがとうございます。

alt

その際にブレーキの調整をしていましたがシューが磨耗して限界を迎えましたので交換になります。

alt

前輪には異音対策用のシューを装着

alt

後輪にはリムの磨耗対策用のシューを装着

alt

チェーンに注油

alt

ディレラーハンガーの変形があり1速x1速に入れるとディレラーとスポークが僅かに接触する為、Rの1速には強制的に入らないようにします。

alt

緩んでいたFフェンダーも固定し直し作業完了です。

alt

alt

取り外したシューは磨耗の他に金属片が食い込んでおりこのまま使用を続けるとリムの磨耗が酷くなりますので定期的な交換が必要です。

次はパンク修理で多治見市内にお伺い致します。

alt

新車を購入されたばかりですが前輪がパンクされたそうです。

alt

穴の位置的に走行面ではなく裏側(リム側)になります。

確認するとリムの継ぎ目にバリが多く見られます。

alt

バリを研磨して純正リムフラップが当らない位置にはテープを巻いてチューブを保護して純正フラップを戻します。

alt

新車でしたのでお客様のご意向で新品チューブに交換し適正空気圧に調整します。

alt

ブレーキの引き摺りがありましたので前後共に調整します。

alt

チェーンも注油して作業完了です。

スポーツバイクの修理でお困りの際は気軽にご相談下さい。
2024.06.09

インターネット購入自転車の組み立て 後編

こんにちは、出張修理の自転車屋さんです。

本日は先週の続きでインターネット購入自転車の組み立て作業を紹介します。

alt

alt

alt

ディレラーハンガーの曲がりをチェックします。 新車ですが9時の位置でゲージの隙間があります。

alt

alt

alt

ハンガーを矯正して6.9.12時どの位置でもゲージとリムの隙間を一定にします。

alt

alt

クランクボルトの締め付け確認

alt

alt

フロントディレラーの位置を調整し直し

alt

alt

alt

焼き付き、異音対策用のグリスを塗布してペダルの取り付け

バリが出るので除去します。

alt

alt

alt

alt

機械式ディスクブレーキはワイヤーの取り付け前にキャリパー位置、パッドの初期位置の設定が大切です。

alt

alt

ハンドル周りの組み付け、お預かりしたグリップに交換します。

alt

alt

alt

ワイヤーはハンドル回りが長すぎ、RDは短い部分もありますのでワイヤーを作り直します。

alt

alt

alt

alt

alt

長いものはカットして適切な長さにし、短いものは長い物に交換します。

アウターケーブルにはシリコンスプレー、インナーケーブルにはブレーキ、シフトとグリスを使い分けて塗布します。

alt

BB下部のワイヤー受けのボルトも錆びやすいのでグリスを塗ります。

alt

Rシフターワイヤーは適切な長さになり、変速時のRDの動きを邪魔しません。

alt

alt

Rブレーキワイヤーはフレームと当って音が出やすいので傷防止も含めてサービスでゴムのパーツを取り付けます。

alt

alt

ハンドル周りのワイヤーもすっきりしました。

フレームに当る部分にもサービスでチューブトップスを取り付けます。

alt

alt

前後の変速ワイヤー、Rブレーキワイヤーと順調に取り付け調整をしていましたが最後のフロントブレーキワイヤーを取り付けしようとした際にパーツの破損が発覚します。

本来は初期不良で完成車メーカーにクレーム申請をするのですがネット購入の為こういった事態には対応が難しくなります。

シマノ製のブレーキですのでスモールパーツでの取り寄せが可能ですが納期は約4ヶ月も掛かります。

仕方が無いので当店で新品のブレーキを取り寄せ、そこからパーツを外して使用する事にして出来る作業を進めます。

alt

alt

お預かりしたサドルに交換します。  

レールには異音対策で薄くグリスを塗ります。

alt

alt

新品のブレーキセットが入荷したのでパーツを外して取り付けます。

alt

alt

ライト、テールライトを装着します。

alt

alt

鍵のホルダーを取り付けます。

ボルトが少し長くて飛び出るので怪我防止でバルブのゴムキャップを嵌めておきます。

alt

鍵をホルダーに装着

alt

新車ですがチェーンに注油もします。

alt

alt

完成後に10~15分ほどテスト走行を行い車体、ホイール、ブレーキ、変速等動作に問題がないか確認し微調整をします。

alt

最後にワコーズのバリアスコートを施工して完成です。

alt

alt

alt

完成後にはお客様のご自宅まで配達して自転車の操作の仕方、注意事項、空気の入れ方、メンテナンスなど30分ほど説明をしました。

ブランド自転車の品質、性能には及びませんがこれだけしっかりと組み立て、整備を行ってますので試乗したさいに正直驚くほどストレスも無く走行できました。

逆に言い換えますと高額なブランド自転車でもきちんと整備されてない自転車は100%の性能を発揮できません。

自転車は車と違い、同じ自転車でも買うショップ(作業する人間)が違えば仕上がりに大きな違いが出ます!!

スポーツバイク等の修理、整備でお困りの際は気軽にご相談下さい。
2024.06.02

インターネット購入自転車の組み立て 前編

こんにちは、出張修理の自転車屋さんです。

本日は、ネット通販で購入されたお客様より組み立て依頼がありましたのでその作業をご紹介します。

alt

alt

自転車本体と取り付けするオプションアクセサリーをお預かりして作業場で組み立てします。

alt

alt

開封して梱包を剥がして最初に傷のチェック、写真撮りしお客様に確認していただきます。

多少の小傷は仕方が無いので確認後に組み立てを進めます。

alt

alt

前後の車輪を外してフレーム精度を確認します。

スポーツルック自転車なのでこのぐらいのエンドのズレは仕方が無いです。

alt

パイプ内側のバリがあります。

alt

そのままシートポストを挿入すると傷が付いたりしますのでヤスリで綺麗にします。

alt

綺麗になりました。

alt

次にホイールの整備をします。

タイヤ取り外してホイールの内側もチェックします。

alt

ハブのベアリングコンタクトが悪いので調整します。

alt

スプロケットも増し締めします。

alt

振れ取り台で確認します。

alt

alt

ある程度バランス取りしてセンターを確認します。

alt

alt

スポークテンションも低すぎるのでバランス、テンション、センター全てを調整し直します。

alt

alt

純正のフラップも薄い為下地にもう一枚張って補強します。

alt

タイヤ装着して空気圧調整して後輪は終了、次に前輪を整備します。

alt

ローターも忘れずに増し締めします。

alt

前輪のハブは特に調整が悪いので直します。

alt

alt

センターもずれ過ぎです。

alt

こちらもバランス、テンション、センターを調整します。

alt

レバーにグリスを塗ってホイールは完成です。

alt

次はFフォーク周りを整備します。

コラムスペーサー位置が良くないので最後に位置調整しますのでフォークを外します。

alt

alt

案の定ヘッドベアリングにはグリスが塗布してありません。

alt

それどころか玉押しが斜めになっており圧入不足です。

alt

なんとなく予想はしていたので圧入し直します。

alt

alt

正しく圧入しました。

alt

alt

alt

上下ベアリングとコラムにも適切なグリスを塗布します。

alt

alt

コラムスペーサーを積み直してフォーク周りは完了です。

残りの作業は次回紹介します。
2024.04.11

ディスクブレーキの交換作業

こんばんは、出張修理の自転車屋さんです。

本日は、MTBの油圧ディスクブレーキの交換作業をご紹介します。

alt

お客様の持ち込みで新品のマグラブレーキを取り付けます。

フルード注入済みで販売されてますがホースが前後とも長いのでカットとエア抜き作業が必要です。

alt

alt

古いブレーキパーツを取り外して新しいブレーキを仮に付け、ホースのカットする最適な長さを計測します。

alt

alt

計測後に車体から取り外して、前後キャリパーにフルード等油分が付着しないように養生します。

alt

alt

ホースカット後に新品のトップピースを取り付けます。

alt

新品のオリーブを通してレバーに組み付けます。

alt

エア抜き作業用のハンドルスタンドにセットします。

alt

alt

alt

alt

今回は新品未使用ですので、マニュアルに従いブレーキレバー側のみのエア抜きをします。
(場合によりキャリパー側もエア抜きをします。)

ホースカットだけでも微量のエアーが混入してます。

alt

左右共にカッチリとしたブレーキタッチになりました。

alt

マニュアルに従い締め付けて順やトルクレンチで指定トルクで締めます。

alt

キャリパーもセンターリングを行いローターに擦らないように調整します。

alt

ヘラマンのインシュロックを使用して車体にホースを固定します。

alt

alt

インシュロックのカット部が飛び出て、怪我をしないようにフラットにカットします。

alt

alt

日本仕様(右前、左後)のブレーキレバー位置の為、ホースの取り回しが悪くなるのでホースを綺麗にまとめます。

alt

ホースが少し垂れ下がって見た目が悪いです。

alt

スモールパーツをつけます。

alt

綺麗にホースが纏まりました。

alt

ブレーキホースは短いのは論外ですが、長すぎては見た目も悪くなりトラブル(引っ掛けて転倒したり、ホースの破損につながる等)の原因にもなります。

機能性は勿論の事、綺麗にバイクに取り付けできるように細部の仕上がりにも拘って取り付けいたします。

スポーツバイクのディスクブレーキでお困りの際は気軽にご相談下さい。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 »

- CafeLog -