2023.04.23
MTB オーバーホール ホイール整備編
こんにちは、出張修理の自転車屋さんです。
本日は前回の続きのMTBのOHの作業をご紹介します。
洗浄後のホイールを整備します。
まずは後輪から
ベアリングは完全にグリスが切れていますので清掃してグリスアップをします。
オンロードメインのバイクの為ベリングのダメージも問題なくグリスアツプで再利用できました。
リアハブのアクスルシャフトはドライブ側の調整ナットが緩んでいましたので締め直して組み付けて最後に玉当たりの調整も行います。
次は前輪
前輪のベリング左右もほぼグリスが切れています。
アルコールで古いグリスを溶かし
ブラシで綺麗に掃除します。
エアーで汚れとアルコールを飛ばして乾燥させます。
綿棒で細かい汚れを掃除して
綺麗に掃除できましたので
グリスを詰めてシールを戻します。
グリスアップ後は見違えるほどスムーズに回ります。
次はリアディレラー
分解して清掃し注油やグリスアップをします。
洗車で落としきれなかった細かい部分を掃除して注油を行います。
ハブの整備が終わったのでホイールのバランス調整に入ります。
まずは後輪から
一見するとセンターが大きくずれているようですがこのバイクは特殊な設計で作られています。
詳しく説明すると長文になるので書きませんがキャノンデールらしい設計ですね。
さすがの設計というべきか左右のテンションの差がとても少ないですね。
次は前輪
レフティーは専用の冶具を使用して振れ取り台にセットします。
フロントホイールも後輪と同様に特殊な設計ですがバランス、テンション、センターを調整します。
ホイールの整備が終わったのでタイヤを組み付けます。
今回もチューブレスで使用しますのでリムテープとバルブをセットします。
リムテープは気泡が入らないように巻いてリムとしっかりフィットさせます。
この作業がよくないとエア漏れの原因となります。
テープを巻いたらバルブ穴中心に小さな穴を開けます。
新品のバルブで先ほど空けた穴を拡張しながら挿入します。
こうする事によりエア漏れのリスクを低減します。
バルブ底を押し込みながらナットを締めてバルブの固定が終了です。
今回はミシュランタイヤを使用します。
先にホイールにタイヤをセットしてエアーを入れてビードアップまで行い
バルブのコアを外して、シーラントインジェクターを使用してシーラントを注入します。
注入後にエアーを入れてシーラントが全体に行き渡るように振ってエア漏れが無いかをチェックします。
次回も作業の続きを紹介します。
カテゴリ:スポーツバイク修理日記
本日は前回の続きのMTBのOHの作業をご紹介します。
洗浄後のホイールを整備します。
まずは後輪から
ベアリングは完全にグリスが切れていますので清掃してグリスアップをします。
オンロードメインのバイクの為ベリングのダメージも問題なくグリスアツプで再利用できました。
リアハブのアクスルシャフトはドライブ側の調整ナットが緩んでいましたので締め直して組み付けて最後に玉当たりの調整も行います。
次は前輪
前輪のベリング左右もほぼグリスが切れています。
アルコールで古いグリスを溶かし
ブラシで綺麗に掃除します。
エアーで汚れとアルコールを飛ばして乾燥させます。
綿棒で細かい汚れを掃除して
綺麗に掃除できましたので
グリスを詰めてシールを戻します。
グリスアップ後は見違えるほどスムーズに回ります。
次はリアディレラー
分解して清掃し注油やグリスアップをします。
洗車で落としきれなかった細かい部分を掃除して注油を行います。
ハブの整備が終わったのでホイールのバランス調整に入ります。
まずは後輪から
一見するとセンターが大きくずれているようですがこのバイクは特殊な設計で作られています。
詳しく説明すると長文になるので書きませんがキャノンデールらしい設計ですね。
さすがの設計というべきか左右のテンションの差がとても少ないですね。
次は前輪
レフティーは専用の冶具を使用して振れ取り台にセットします。
フロントホイールも後輪と同様に特殊な設計ですがバランス、テンション、センターを調整します。
ホイールの整備が終わったのでタイヤを組み付けます。
今回もチューブレスで使用しますのでリムテープとバルブをセットします。
リムテープは気泡が入らないように巻いてリムとしっかりフィットさせます。
この作業がよくないとエア漏れの原因となります。
テープを巻いたらバルブ穴中心に小さな穴を開けます。
新品のバルブで先ほど空けた穴を拡張しながら挿入します。
こうする事によりエア漏れのリスクを低減します。
バルブ底を押し込みながらナットを締めてバルブの固定が終了です。
今回はミシュランタイヤを使用します。
先にホイールにタイヤをセットしてエアーを入れてビードアップまで行い
バルブのコアを外して、シーラントインジェクターを使用してシーラントを注入します。
注入後にエアーを入れてシーラントが全体に行き渡るように振ってエア漏れが無いかをチェックします。
次回も作業の続きを紹介します。
2023.04.16
MTBのオーバーホール 分解、洗浄編
こんにちは出張修理の自転車屋さんです。
本日はMTBのOH(オーバーホール)作業のご紹介をします。
最初はパンクでの修理依頼で瑞浪市に出張でお伺いしてバイクを見させて頂き今の状態を確認した上でOHの作業をさせていただくことになりました。
作業工程が多いので何回かに分けて作業工程を紹介していきます。
2019年頃に購入されてほとんどメンテナンスをされていない状態でした。
ブレーキローターは磨耗が激しいので前後ともに交換です。
タイヤはチューブレスで運用されており、パンクや経年劣化、ひび割れの為交換です。
チェーンは磨耗の為、ピッチ間が広くなっていますので交換です。
スプロケットも良く使用するギヤが磨耗しています。 新品のチェーンに交換すると噛み合わせが悪く最悪歯飛びしますので交換します。
リアのブレーキパッドは交換時期を過ぎています。
交換する部品がある程度分かったのでパーツを外して洗浄準備をします。
チェーンを外し、
前後のホイールを外してローターを外し
ブレーキローターも取り外します。
フロントのブレーキパッド残量はありますがオイルが染みてブレーキ時に異音がして滑っていましたので交換します。
サスペンションの潤滑オイルが垂れてブレーキパッドに付着した物と考えられます。
下部ダイヤルにもオイルが染みています。
リアのブレーキパッド残量はありません。
駆動系は古いオイルや砂、金属の磨耗したカスなどいろいろな汚れが蓄積しています。
タイヤを外すとリムフラップが剥がれていました。
遅かれ早かれこれではチューブレスの役目を果たせず、空気が漏れてしまいます。
再利用する部分をディグリーザー、中性洗剤、アルコールなどを用いて徹底的に洗浄、脱脂をします。
洗浄後はしっかりと水分を飛ばして乾燥させて次の工程に入ります。
続きはまた来週アップします。
カテゴリ:スポーツバイク修理日記
本日はMTBのOH(オーバーホール)作業のご紹介をします。
最初はパンクでの修理依頼で瑞浪市に出張でお伺いしてバイクを見させて頂き今の状態を確認した上でOHの作業をさせていただくことになりました。
作業工程が多いので何回かに分けて作業工程を紹介していきます。
2019年頃に購入されてほとんどメンテナンスをされていない状態でした。
ブレーキローターは磨耗が激しいので前後ともに交換です。
タイヤはチューブレスで運用されており、パンクや経年劣化、ひび割れの為交換です。
チェーンは磨耗の為、ピッチ間が広くなっていますので交換です。
スプロケットも良く使用するギヤが磨耗しています。 新品のチェーンに交換すると噛み合わせが悪く最悪歯飛びしますので交換します。
リアのブレーキパッドは交換時期を過ぎています。
交換する部品がある程度分かったのでパーツを外して洗浄準備をします。
チェーンを外し、
前後のホイールを外してローターを外し
ブレーキローターも取り外します。
フロントのブレーキパッド残量はありますがオイルが染みてブレーキ時に異音がして滑っていましたので交換します。
サスペンションの潤滑オイルが垂れてブレーキパッドに付着した物と考えられます。
下部ダイヤルにもオイルが染みています。
リアのブレーキパッド残量はありません。
駆動系は古いオイルや砂、金属の磨耗したカスなどいろいろな汚れが蓄積しています。
タイヤを外すとリムフラップが剥がれていました。
遅かれ早かれこれではチューブレスの役目を果たせず、空気が漏れてしまいます。
再利用する部分をディグリーザー、中性洗剤、アルコールなどを用いて徹底的に洗浄、脱脂をします。
洗浄後はしっかりと水分を飛ばして乾燥させて次の工程に入ります。
続きはまた来週アップします。
2023.04.09
スポーツバイクの出張修理
こんにちは、出張修理の自転車屋さんです。
本日は、スポーツバイクの出張修理の様子をご紹介します。
まずはロードバイクのパンク修理で多治見市内にお伺いです。
明らかに経年劣化によるパンクでしたのでタイヤも傷んでおりタイヤ、チューブの交換です。
タイヤはひび割れ
チューブは根元で千切れており片側も取れる寸前でした。
最後に注油と全体的に点検をして作業終了です。
次はMTBのパンク修理依頼で多治見市内にお伺い致します。
フラップがズレて変形しています。 空気圧不足での走行が原因です。
チューブも根元で千切れてそこからパンクをしていました。
空気圧不足で走行をするとタイヤがリムから滑ってしまいバルブの根元が強く引っ張られてしまうのでこの様にバルブ根元でパンクしてしまいます。
リムフラップ、チューブを交換して作業完了です。
お客様には空気の正しい入れ方等をご説明いたしました。
本当に空気圧は大切です。
最後もパンクでの修理依頼で多治見市内にお伺い致します。
スポーツタイプの電動アシスト付き自転車です。
最初にタイヤを観察するとタイヤサイドが切れて穴が空いています。
リムにも打痕がありました。
恐らく、段差に勢い良くぶつけてのリム打ちパンクと思われます。
」
お客様に確認をすると駐車場の車輪止めに乗り上げてしまったそうです。
打痕箇所をヤスリで整えて傷でパンクしないようにしておきます。
タイヤ、チューブの交換が終わりサービスで全体の点検調整をしていますと、、、
ボルトが浮いています。
電動アシストモーター部分のテンションプーリーの部品が外れかけてます。
外れかけて使用していたのでパーツが変形してます。
応急処置で脱落してなくなっていたナットを取り付け、変形したパーツの形を整えて部品を取り付けて調整していきます。
最後に磨耗していたブレーキパッドを交換して作業完了です。
お客様には駆動系の痛みが多いことをお伝えしてタイミングを見ての交換をご提案しておきました。
電動アシスト付き自転車はモーターの力がとても強いので定期的な点検、メンテナンスがとても重要になります。
スポーツバイクの修理でお困りの際は気軽にご相談ください。
カテゴリ:スポーツバイク修理日記
本日は、スポーツバイクの出張修理の様子をご紹介します。
まずはロードバイクのパンク修理で多治見市内にお伺いです。
明らかに経年劣化によるパンクでしたのでタイヤも傷んでおりタイヤ、チューブの交換です。
タイヤはひび割れ
チューブは根元で千切れており片側も取れる寸前でした。
最後に注油と全体的に点検をして作業終了です。
次はMTBのパンク修理依頼で多治見市内にお伺い致します。
フラップがズレて変形しています。 空気圧不足での走行が原因です。
チューブも根元で千切れてそこからパンクをしていました。
空気圧不足で走行をするとタイヤがリムから滑ってしまいバルブの根元が強く引っ張られてしまうのでこの様にバルブ根元でパンクしてしまいます。
リムフラップ、チューブを交換して作業完了です。
お客様には空気の正しい入れ方等をご説明いたしました。
本当に空気圧は大切です。
最後もパンクでの修理依頼で多治見市内にお伺い致します。
スポーツタイプの電動アシスト付き自転車です。
最初にタイヤを観察するとタイヤサイドが切れて穴が空いています。
リムにも打痕がありました。
恐らく、段差に勢い良くぶつけてのリム打ちパンクと思われます。
」
お客様に確認をすると駐車場の車輪止めに乗り上げてしまったそうです。
打痕箇所をヤスリで整えて傷でパンクしないようにしておきます。
タイヤ、チューブの交換が終わりサービスで全体の点検調整をしていますと、、、
ボルトが浮いています。
電動アシストモーター部分のテンションプーリーの部品が外れかけてます。
外れかけて使用していたのでパーツが変形してます。
応急処置で脱落してなくなっていたナットを取り付け、変形したパーツの形を整えて部品を取り付けて調整していきます。
最後に磨耗していたブレーキパッドを交換して作業完了です。
お客様には駆動系の痛みが多いことをお伝えしてタイミングを見ての交換をご提案しておきました。
電動アシスト付き自転車はモーターの力がとても強いので定期的な点検、メンテナンスがとても重要になります。
スポーツバイクの修理でお困りの際は気軽にご相談ください。
2023.04.01
ヘッドパーツ取り付け
こんばんは、出張修理の自転車屋さんです。
今回はスポーツバイクのヘッドパーツの取り付けをご紹介します。
諸事情により他店交換のヘッドパーツの再取り付けとコラムカットを行います。
まずはフォークを取り外します。
最初からスターファングルナットがずいぶんと上に付いています。
コラムカットも行いますのでスタファン(略しています)を下に下げておきます。
下げずにコラムカットを行うとスタファンまで切ってしまいますから、、、
マックツールのハンマーは叩いても手に衝撃が伝わりにくいので良い工具です。
あらかじめ測定した長さでコラムをカットします。
カット後に
スタファンを適正な位置に再度圧入します。
カット後の端面を綺麗に仕上げてバリも取り除いてエアーで綺麗に切粉を飛ばします。
カットした端面の部分が錆びるといけないので
タッチアップします。
ヘッドパーツを専用工具で取り外します。
取り外し傷も無く綺麗に外せました。
専用の冶具を使い圧入します。
冶具を使わずに圧入する方もいますがベアリングを痛めてしまうので最適な冶具を用いて圧入します。
ヘッドチューブ内にはやはりこのグリスです。
ヘッドチューブのセンターを目視で確認してロゴが上下でぴったり合うように微調整して圧入します。
しっかりセンターに合わせて上下のロゴも揃っています。
ベアリングにも先ほどのグリスをしっかりと塗布してべリングの腐食を防止します。
コラムやスタファンなどにも腐食防止でグリスをたっぷり塗ります。
最後に全てのパーツを戻して試乗して作業完了です。
スポーツバイクのパーツ交換も気軽にご相談ください。
カテゴリ:スポーツバイク修理日記
今回はスポーツバイクのヘッドパーツの取り付けをご紹介します。
諸事情により他店交換のヘッドパーツの再取り付けとコラムカットを行います。
まずはフォークを取り外します。
最初からスターファングルナットがずいぶんと上に付いています。
コラムカットも行いますのでスタファン(略しています)を下に下げておきます。
下げずにコラムカットを行うとスタファンまで切ってしまいますから、、、
マックツールのハンマーは叩いても手に衝撃が伝わりにくいので良い工具です。
あらかじめ測定した長さでコラムをカットします。
カット後に
スタファンを適正な位置に再度圧入します。
カット後の端面を綺麗に仕上げてバリも取り除いてエアーで綺麗に切粉を飛ばします。
カットした端面の部分が錆びるといけないので
タッチアップします。
ヘッドパーツを専用工具で取り外します。
取り外し傷も無く綺麗に外せました。
専用の冶具を使い圧入します。
冶具を使わずに圧入する方もいますがベアリングを痛めてしまうので最適な冶具を用いて圧入します。
ヘッドチューブ内にはやはりこのグリスです。
ヘッドチューブのセンターを目視で確認してロゴが上下でぴったり合うように微調整して圧入します。
しっかりセンターに合わせて上下のロゴも揃っています。
ベアリングにも先ほどのグリスをしっかりと塗布してべリングの腐食を防止します。
コラムやスタファンなどにも腐食防止でグリスをたっぷり塗ります。
最後に全てのパーツを戻して試乗して作業完了です。
スポーツバイクのパーツ交換も気軽にご相談ください。
2023.03.26
スポーツバイクの整備点検
こんにちは、出張修理の自転車屋さんです。
本日はスポーツバイクの整備、点検で多治見市内よりお持込での作業をご紹介します。
内容としましたは主にブレーキと変速の調子が悪いとの事です。
まずはホイールから整備に入ります。
センターは出ていますのでバランスとスポークテンションの調整をします。
スプロケット、ローターの増し締め
リアはセンターがずれていますので調整しました。
エンドの曲がりの確認前にねじ穴の精度が悪いのでタップにて修正
6.9.12時の位置で家訓するとやはり曲がっている事が分かります。
エンド矯正後はどの位置でも間隔は一定です。
アウターワイヤーにも変形がありますが、何故かシフトアウターがブレーキ用を使用していますのでシフトアウター用に交換します。
インシュロックといえばヘラマンですね。
安物の製品と違い耐久性に優れています自転車には必要十分です。
ちなみに車の大事な部分はT&B(トーマス&ベッツ)がお勧めです!!
カットした部分が鋭利にならないニッパーは良いですね。
一息入れます。
アウター内部にはワコーズのSLを使用
最初はアウターのとり回しが悪かったので最適な長さでカットしてダボ穴を逃がして将来的にダボ穴を使用するときに使いやすくします。
新しいステンレスのインナーにもグリスを塗布します。
マイクロシフトのディレラーはワイヤーがボディーと強く干渉してあまりよろしくないですね。
細かい改善ですがシフトワイヤーの引きが軽くなります。
Gプーリーが低いので調整します。
チェーンオイルも塗布して変速調整をします。
しっかりと調整をしたので変速は調子が良いです。
続きましてブレーキに入ります。
パッドの編磨耗がありますので明らかにパッドが引きずっています。
BB7は調整機能が多いのでメカニカルでは調整がしやすい方ですが何か変です。
キャリパー、キャリパーアダプターの角度調整のパーツの入れ方が間違ってセットされています。
正しい順序に直します。
キャリパーの傾きの取り付け角度がおかしいのでよく観察をすると、、、
前後のアダプターが逆に取り付けてありますので入れ替えて調整します。
正しい組付けにして調整をするとパッドの引きずりも無くしっかりと作動します。
ローターの歪みも矯正して
各部の締め付け確認をして
最後にテスト走行をして、ブレーキ、変速その他異常が無いかの確認をして作業完了です。
この様にささいな部品の組み付けが悪いだけでパーツの性能が発揮できずバイクの調子が悪くないます。
スポールバイクの修理でお困りの方は気軽にご相談ください。
カテゴリ:スポーツバイク修理日記
本日はスポーツバイクの整備、点検で多治見市内よりお持込での作業をご紹介します。
内容としましたは主にブレーキと変速の調子が悪いとの事です。
まずはホイールから整備に入ります。
センターは出ていますのでバランスとスポークテンションの調整をします。
スプロケット、ローターの増し締め
リアはセンターがずれていますので調整しました。
エンドの曲がりの確認前にねじ穴の精度が悪いのでタップにて修正
6.9.12時の位置で家訓するとやはり曲がっている事が分かります。
エンド矯正後はどの位置でも間隔は一定です。
アウターワイヤーにも変形がありますが、何故かシフトアウターがブレーキ用を使用していますのでシフトアウター用に交換します。
インシュロックといえばヘラマンですね。
安物の製品と違い耐久性に優れています自転車には必要十分です。
ちなみに車の大事な部分はT&B(トーマス&ベッツ)がお勧めです!!
カットした部分が鋭利にならないニッパーは良いですね。
一息入れます。
アウター内部にはワコーズのSLを使用
最初はアウターのとり回しが悪かったので最適な長さでカットしてダボ穴を逃がして将来的にダボ穴を使用するときに使いやすくします。
新しいステンレスのインナーにもグリスを塗布します。
マイクロシフトのディレラーはワイヤーがボディーと強く干渉してあまりよろしくないですね。
細かい改善ですがシフトワイヤーの引きが軽くなります。
Gプーリーが低いので調整します。
チェーンオイルも塗布して変速調整をします。
しっかりと調整をしたので変速は調子が良いです。
続きましてブレーキに入ります。
パッドの編磨耗がありますので明らかにパッドが引きずっています。
BB7は調整機能が多いのでメカニカルでは調整がしやすい方ですが何か変です。
キャリパー、キャリパーアダプターの角度調整のパーツの入れ方が間違ってセットされています。
正しい順序に直します。
キャリパーの傾きの取り付け角度がおかしいのでよく観察をすると、、、
前後のアダプターが逆に取り付けてありますので入れ替えて調整します。
正しい組付けにして調整をするとパッドの引きずりも無くしっかりと作動します。
ローターの歪みも矯正して
各部の締め付け確認をして
最後にテスト走行をして、ブレーキ、変速その他異常が無いかの確認をして作業完了です。
この様にささいな部品の組み付けが悪いだけでパーツの性能が発揮できずバイクの調子が悪くないます。
スポールバイクの修理でお困りの方は気軽にご相談ください。