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2024.03.08

ホイール組み換え前の下準備

こんにちは、出張修理の自転車屋さんです。

本日は、スポーツバイクホイールの仕様変更での組み換えを行う前の下準備作業をご紹介します。

まずはチューブレス仕様のタイヤを外してリムテープを剥がします。

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糊が残っていると機密性が下がりエア漏れなどにもつながりますので綺麗に清掃します。

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全周綺麗に清掃できました。

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ホイールを分解する前にハブをOHします。

まずは前輪から

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分解してパーツを清掃します。

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少し錆が浮いていますがまだ使用可能範囲です。

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内部も綺麗に清掃します。

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グリスも仕様などでいろいろ使い分けますが今回はこのグリスを使用します。

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たっぷりとグリスを詰めて元に戻します。

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次に後輪を分解します。

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内部も掃除してダメージが無いかを確認します。

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フリーを外します。

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隅々まで清掃します。

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フリーも分解します。

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細かいパーツが多いので紛失に気をつけて清掃します。

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フリーを組み付けます。

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フリーが完成したので残りを元に戻します。

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こちらもグリスをしっかり詰め込みます。

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ハブのOHが終わりましたのでホイールを分解していきます。

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ホイールの組み立てはどこで行ったのかはわかりませんがスポーク長が、、、

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分解後に全て洗浄して乾燥させます。

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残りの組み立て作業はパーツが入荷後また今度紹介します。
2024.01.20

スポーツバイクの洗車メンテナンス 後編

こんにちは、出張修理の自転車屋さんです。

本日は前回の続きで洗車メンテナンス作業をご紹介します。

洗車が終わって乾燥させたので注油を行います。

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チェーンには専用のオイルを塗布します。

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各可動部には違う潤滑油を使用します。

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フレームなど塗装にはバリアスコートを施工します。

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ディスク専用ホイールなのでリムにも施工します。

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各ボルト、ナット等は締め付けを確認します。

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ホイールのバランス調整、確認を行います。

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今回は予算の兼ね合いでフルードは交換しませんが、ブレーキの調整やローターの曲がり修正などは行いました。

これで走行中もローターとパッドの接触による異音もしません。

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クランク、ペダルも増し締めをします。

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駆動系の調整を行う前によく観察すると、Fディレラーの位置が低い為チェーンリング(アウター)との隙間がありません。

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Fディレラーの高さと角度を調整してチェーンリングとの隙間を適正な高さにします。

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シフトインナー余りが無駄に長いので短くカットします。

特にフロントが長いとタイヤと接触して異音がします。

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リアも同様にカット

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前後のリミットボルト、ワイヤーテンション、Gプーリー位置などを調整します。

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完成です。

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最後にテスト走行を行い全ての動作に問題ないかを確認します。

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お客様のお宅に配達します。

この様なスポーツバイク洗車メンテナンスも行っていますので気軽にご相談下さい。
2024.01.13

スポーツバイクの洗車メンテナンス 前編

こんにちは、出張修理の自転車屋さんです。

本日はスポーツバイクの洗車メンテナンスの作業をご紹介します。

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多治見市内に出張してお客様の要望を聞いてお預かりして作業場に入れます。

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お客様の要望は前輪のパンク修理と自転車全体の清掃と点検、調整整備です。

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予算とお客様の要望内で作業を開始します。

とりあえず現状を把握します。

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それほど使用されてないとの事ですので錆びは多少ありますが、駆動系はまだ使用できます。

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洗浄を始める前にパンク修理(タイヤ、チューブの状態確認)を先に行います。

正直タイヤ、チューブ共に経年劣化による交換時期ですが今後もそれほど使用するか分からないので最低限での修理との要望ですのでとりあえずパンク修理で対応します。

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水調べをします。

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穴の空いた箇所から空気が漏れているのが分かります。

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パッチを張る前の下処理で研磨する範囲をマーキングします。

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研磨してパッチを張ります。

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チューブを引っ張っても剥がれないことを確認して

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ホイールに装着して空気を入れます。

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適正圧まで入れたらタイヤの異常が無いかを確認します。

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洗浄前は駆動系、ブレーキ系など各部の汚れや錆等が酷い状態でした。

適切な道具や溶剤を使用して洗浄します。

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予算の都合上新車と同等までとはいきませんが、洗浄後は見違えるように綺麗になっています。

作業の続きは来週ご紹介します。
2023.10.15

MTBの点検、調整作業 後編

こんにちは、出張修理の自転車屋さんです。

本日はMTBの点検、調整作業 の後編作業をご紹介します。

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新品のチェーンが入荷したので最初に付着しているグリスなどを洗浄して脱脂をします。

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チェーンをシマノのマニュアルに従い適正な長さを計算してカットします。

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適正な長さになると最初のチェーンが短いかが良く分かります。

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ミッシングリンクも進行方向に向かい取り付けします。

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これで適正なチェーンが装着できましたので変速調整に入れます。

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先ほど脱脂したチェーンに新しいオイルを塗布します。

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変速調整前に必ず確認しないといけないのがディレラーハンガーの曲がりの確認です。

6.9.12時の位置で見ますと9時の位置でゲージが内側に入っているのが分かります。

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修正後はどの位置でもゲージの間隔は一定です。

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次にGプーリーの間隔を確認しようとしたときに異変を発見!!

Gプーリーの内側が激しく削れています。

本来は磨耗したりする部分ではありませんが前オーナーがチェーンが短い状態や適切な変速調整をしない使用をしてプーリーとLOギヤが接触して激しく磨耗したものと考えられます。

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お客様にプーリーの状態を報告しとりあえず装着して不具合が無ければそのまま使用するとの事ですので他にもブッシュの錆びや汚れ等ありましたので清掃してグリスアップをして変速機に戻します。

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装着後にGプーリーも適切な位置に調整をして変速調調整もします。

とりあえず作業台の上で無負荷の状態では問題は無さそうなので最後にテスト走行をして確認します。

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ディスクブレーキも台座の角度が斜めでパッドとローターが擦ってしまうので台座を加工します。

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これでパッドとローターが並行になりましたので擦る事も無くなりました。

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各部ボルト等の締め付けを確認します。

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サスペンションのバルブを確認してエアーを注入します。

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完成です!!

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完成後にはさまざまなシチュエーションでバイクの動作を確認して微調整をします。

問題ないことを最終確認してお客様に納品します。

中古やネット販売で購入されたスポーツバイクの修理、点検、整備でお困りの際は気軽にご相談ください。
2023.10.07

MTBの点検、調整作業 中編

こんにちは、出張修理の自転車屋さんです。

本日は前回の続きの作業をご紹介します。

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リジットフォークからサスペンションフォークに交換します。

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コラムにクリスキングの1.5ベースプレートを圧入します。

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ユニオール製の専用工具を用いて圧入します。

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隙間無く圧入して腐食防止のグリスを塗布します。

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SRサンツア製のフロントシャフトは過去に腐食や汚れでシャフトが固着し、取り外しに大変な作業をした経験があるのでグリスをしっかり塗布します。

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とりあえず仮付けしてタイヤクリアランスなどに問題ないかを確認します。

そしてコラムの長さは、、、

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やはり短いですね。

これに関しては取り付け前の寸法計算で分かってはいましたが、、、

とりあえずお客様に連絡をします。

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ステム上端からコラム上端までが9.5mmの差があります。

個人的にはここの差は3mmに設定してコラムカットを行うか、少しオーバーしてステム上部に5mmスペーサーを乗せるほうがコラム保護やステムの締め付けた際のトラブルが避けられると思います。

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クリスキング純正のボルトも長さが足りなくなってしまうので別のものが必要になります。

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とりあえず他の部分の点検をしていくと赤枠内の部分の隙間が大きいことに気が付きます。

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現状を把握する為に左クランクを外します。

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グリスで汚れていますので清掃すると、、、

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リングといわれるパーツが欠品しています。

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シマノの展開図で見ると赤枠のパーツです。

以前にも同じような事例がありました。  こちら 

コラムの件と共にこちらもお客様に連絡をしてどうされるかを確認します。

確認後、コラムの件は自己責任で使用するので作業を進めて下さいとの事で、リングパーツは取り寄せして作業するとの事になりました。

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しかしコラムが短い部分でステムを締め付けると最悪ステムが破断することもありますので足りない空間を埋めるパーツを作製します。

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某イタリア製高級メーカーのコラムの端材がありましたのでほど良い長さでカットしてスペーサーにします。

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コラムとステム設置面積も少し減り固定力不足も考えられますのでカーボンコラムなどの固定に使用する専用のグリスをコラムに塗布して対策します。

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ほど良い高さに収まりました。

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ステムキャツプボルトも長いステンレス製の物を用意して交換します。

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固定後に確認でハンドルをこじってもステムはしっかり固定されています。

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新品のリングを用意しました。

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装着します。

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このバイクは前のオーナーが個人で組んだのかショップで組んだのか定かではありませんが殆どのボルト、ナットの締め付けが緩いです。

BBも適切なトルクで締め付けます。

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最初と比べると適正な隙間になっています。

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左クランクも適正なトルクで締め付けます。

次回に続きます。

スポーツバイクの修理、点検などでお困りの方は気軽にご相談ください。
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