2022.11.29
電動アシスト自転車の修理
こんばんは、出張修理の自転車屋さんです。
本日は電動アシスト付き自転車の修理の事例をご紹介します。
後のタイヤのパンク修理でのご依頼です。

空気圧の不足でタイヤサイドに亀裂が入ってます。

取り出したチューブもタイヤと擦れて磨耗が激しいので交換いたしました。

この様なパンクをしてしまいますとパッチによるパンク修理も可能ですがチューブ全体が傷んでおり直ぐにパンクするリスクもあります。 またタイヤも亀裂が入ってしまうとそこからタイヤバーストや新たなパンクの原因となる場合もありますので定期的な空気の補充が必要です。
特に電動アシスト付き自転車は通常の自転車に比べますと車体重量やモーターの駆動でタイヤにかかる負担はとても多いので特に空気圧管理は重要です。
別の方のパンク修理の依頼です。
パンク後、走行をしてしまい中のチューブが飛び出してチェーンに絡み付いています。

今回は大丈夫でしたが最悪チューブが絡まると内装変速の駆動体ユニットを破損する可能性があります。
パンク後の走行は避けてください。
タイヤは交換で直りますが次に目に付いたのがリムの磨耗です。


画像では分かりにくいかの知れませんが右のブレーキ面がとても磨耗しています。
原因は、、、、

磨耗して中の金属フレームが出ているブレーキシューです。
ブレーキシューの中の鉄製の金属とホイールのアルミ金属がブレーキを使用する度に摩擦して鉄より軟らかいホイールのアルミが削れてしまっています。
お客様にはリムの交換を強くお勧めしましたが、近いうちに車体の買い替えも検討されているとの事で、事情(走行中にホイールが破損して転倒や怪我をする可能性がある事等)をしっかり説明した後にお客様の自己責任で今回はタイヤ、チューブ、ブレーキシューとインナーワイヤーの交換で作業いたしました。

この様にブレーキシューのゴム部分が無くなるまで使用してしまいますとホイールの交換になるなど高額な修理になる事もありますので、ブレーキの遊びが増えて利きが悪くなってきたら早めにブレーキゴムの交換をしましょう。
カテゴリ:シティーサイクル修理日記
本日は電動アシスト付き自転車の修理の事例をご紹介します。
後のタイヤのパンク修理でのご依頼です。

空気圧の不足でタイヤサイドに亀裂が入ってます。

取り出したチューブもタイヤと擦れて磨耗が激しいので交換いたしました。

この様なパンクをしてしまいますとパッチによるパンク修理も可能ですがチューブ全体が傷んでおり直ぐにパンクするリスクもあります。 またタイヤも亀裂が入ってしまうとそこからタイヤバーストや新たなパンクの原因となる場合もありますので定期的な空気の補充が必要です。
特に電動アシスト付き自転車は通常の自転車に比べますと車体重量やモーターの駆動でタイヤにかかる負担はとても多いので特に空気圧管理は重要です。
別の方のパンク修理の依頼です。
パンク後、走行をしてしまい中のチューブが飛び出してチェーンに絡み付いています。

今回は大丈夫でしたが最悪チューブが絡まると内装変速の駆動体ユニットを破損する可能性があります。
パンク後の走行は避けてください。
タイヤは交換で直りますが次に目に付いたのがリムの磨耗です。


画像では分かりにくいかの知れませんが右のブレーキ面がとても磨耗しています。
原因は、、、、

磨耗して中の金属フレームが出ているブレーキシューです。
ブレーキシューの中の鉄製の金属とホイールのアルミ金属がブレーキを使用する度に摩擦して鉄より軟らかいホイールのアルミが削れてしまっています。
お客様にはリムの交換を強くお勧めしましたが、近いうちに車体の買い替えも検討されているとの事で、事情(走行中にホイールが破損して転倒や怪我をする可能性がある事等)をしっかり説明した後にお客様の自己責任で今回はタイヤ、チューブ、ブレーキシューとインナーワイヤーの交換で作業いたしました。

この様にブレーキシューのゴム部分が無くなるまで使用してしまいますとホイールの交換になるなど高額な修理になる事もありますので、ブレーキの遊びが増えて利きが悪くなってきたら早めにブレーキゴムの交換をしましょう。
2022.11.19
色々なパンク修理
こんばんわ、出張修理の自転車屋さんです。
今日は自転車修理でダントツに多いパンクの修理の事案をご紹介します。
パンク修理で圧倒的に多い原因は空気圧不足です。
(チューブの擦れ、リム打ち、バルブの根元折れ、タイヤの亀裂、虫ゴム不良などは空気圧不足からのパンクが多いです)
パンクの原因の7割~8割ぐらいを占めると言っても過言では無いです。

パンクしたチューブをタイヤから取り外すと

ぼろぼろになってしまったチューブが出てきます。

タイヤの内側には大量のチューブが削れたゴムのカスが溜まっています。
空気圧不足で走行してしますと、タイヤが滑って動いてしまい、中のチューブと擦れてしまいこの様にチューブがぼろぼろになってしまいパンクします。
月に1回は最低でも空気を適制圧に補充しないとこの様なパンクをします。
逆に言い換えれば空気圧が適正であればパンクのリスクは大幅に低減できると言う事になります。
次の事案は刺さり物によるパンク修理です。

見にくいですがチューブに異物が刺さって穴が開いています。

丁寧に下処理をしてパッチを張ります。

水調べをして他に穴や空気の漏れが無いことを確認します。

タイヤにも少し切れがありますがこの程度でしたら再利用可能です。

裏地には念のため補強しておきます。

刺さった物を取り外すとガラスの破片でした。
雨上がりの後などは道路のゴミ等が雨で流れて窪みに溜まりやすくこの様な異物がタイヤに刺さるケースが多いので道路の窪みのゴミが多い場所は避けて走行するとパンクのリスクが低減できます。
パンクにはさまざまな原因がありますがとりあえず月に1回は空気を適制圧にすればパンクのリスクは大幅に減りますので皆様しっかり空気を補充しましょう。
カテゴリ:シティーサイクル修理日記
今日は自転車修理でダントツに多いパンクの修理の事案をご紹介します。
パンク修理で圧倒的に多い原因は空気圧不足です。
(チューブの擦れ、リム打ち、バルブの根元折れ、タイヤの亀裂、虫ゴム不良などは空気圧不足からのパンクが多いです)
パンクの原因の7割~8割ぐらいを占めると言っても過言では無いです。

パンクしたチューブをタイヤから取り外すと

ぼろぼろになってしまったチューブが出てきます。

タイヤの内側には大量のチューブが削れたゴムのカスが溜まっています。
空気圧不足で走行してしますと、タイヤが滑って動いてしまい、中のチューブと擦れてしまいこの様にチューブがぼろぼろになってしまいパンクします。
月に1回は最低でも空気を適制圧に補充しないとこの様なパンクをします。
逆に言い換えれば空気圧が適正であればパンクのリスクは大幅に低減できると言う事になります。
次の事案は刺さり物によるパンク修理です。

見にくいですがチューブに異物が刺さって穴が開いています。

丁寧に下処理をしてパッチを張ります。

水調べをして他に穴や空気の漏れが無いことを確認します。

タイヤにも少し切れがありますがこの程度でしたら再利用可能です。

裏地には念のため補強しておきます。

刺さった物を取り外すとガラスの破片でした。
雨上がりの後などは道路のゴミ等が雨で流れて窪みに溜まりやすくこの様な異物がタイヤに刺さるケースが多いので道路の窪みのゴミが多い場所は避けて走行するとパンクのリスクが低減できます。
パンクにはさまざまな原因がありますがとりあえず月に1回は空気を適制圧にすればパンクのリスクは大幅に減りますので皆様しっかり空気を補充しましょう。
2022.11.13
折り畳み自転車の修理事例
こんにちは、出張修理の自転車屋さんです。
本日は、折り畳み自転車の修理をご紹介します。

年式的には少し前の自転車ですが致命的なダメージも無いので消耗品を交換していきます。


タイヤ、チューブは経年劣化でひび割れてパンクしていますのでお値打ちタイヤで前後とも新品に交換します。

サドルはスプリングとベースを止めているボルトが外れてしまっているだけで表面に破れたりしたダメージも無いので無くなってしまったボルトを取り付けます。

全体に大きな不具合が無いかチェックします。
フレームのヒンジ部分の固定が緩いので固定力を調整します。

ステムヒンジ部分は固定レバーが緩んでハンドルにガタがありましたのでこちらもしっかり固定します。


フロントホイールの脱輪防止のワッシャーが機能していません。危険ですね。


ブレーキシューもリムのブレーキ面からはみ出しています。 これではブレーキの利きが悪くなります。
フロントフォークの変形は無く、これだけブレーキシューの位置がずれてるのは珍しいです。

とりあえず前後のタイヤ、チューブの交換からはじめます。

フロントのハブの回転が悪いのでグリスアップをしてベアリングの調整をします。

ブレーキシューはずれて使用していましたので編磨耗しています。
ゴムも硬くひび割れの劣化してますので新品に交換します。

インナーワイヤーも錆とほつれ、切れがありますので交換します。


タイヤ、チューブを新品に交換して正しい手順で脱輪防止のワッシャーを組み付けます。

駆動系は錆が少しありましたが磨耗は少ないのでしっかり注油をして調整します。


ブレーキシューを新品に交換して正しい位置で固定します。
インナーワイヤーも前後ともにステンレスで交換しました。
ブレーキもとてもよく利きます。
この様に少し前の自転車でも修理をすればまだまだ使用可能なケースも多いですので、修理でお困りごとや気になることがありましたら気軽にご相談ください。
カテゴリ:シティーサイクル修理日記
本日は、折り畳み自転車の修理をご紹介します。

年式的には少し前の自転車ですが致命的なダメージも無いので消耗品を交換していきます。


タイヤ、チューブは経年劣化でひび割れてパンクしていますのでお値打ちタイヤで前後とも新品に交換します。

サドルはスプリングとベースを止めているボルトが外れてしまっているだけで表面に破れたりしたダメージも無いので無くなってしまったボルトを取り付けます。

全体に大きな不具合が無いかチェックします。
フレームのヒンジ部分の固定が緩いので固定力を調整します。

ステムヒンジ部分は固定レバーが緩んでハンドルにガタがありましたのでこちらもしっかり固定します。


フロントホイールの脱輪防止のワッシャーが機能していません。危険ですね。


ブレーキシューもリムのブレーキ面からはみ出しています。 これではブレーキの利きが悪くなります。
フロントフォークの変形は無く、これだけブレーキシューの位置がずれてるのは珍しいです。


とりあえず前後のタイヤ、チューブの交換からはじめます。

フロントのハブの回転が悪いのでグリスアップをしてベアリングの調整をします。

ブレーキシューはずれて使用していましたので編磨耗しています。
ゴムも硬くひび割れの劣化してますので新品に交換します。

インナーワイヤーも錆とほつれ、切れがありますので交換します。


タイヤ、チューブを新品に交換して正しい手順で脱輪防止のワッシャーを組み付けます。

駆動系は錆が少しありましたが磨耗は少ないのでしっかり注油をして調整します。


ブレーキシューを新品に交換して正しい位置で固定します。
インナーワイヤーも前後ともにステンレスで交換しました。
ブレーキもとてもよく利きます。
この様に少し前の自転車でも修理をすればまだまだ使用可能なケースも多いですので、修理でお困りごとや気になることがありましたら気軽にご相談ください。