2025.11.19
最近のいろいろな修理
こんにちは、出張修理の自転車屋さんです。
本日は前回の続きで企業様従業員の自転車の預かり修理で残りの2台を修理致します。
まずは2台目ですが前後のタイヤ、チューブ交換、ブレーキ、各部の修理の他に荷台、スタンド、ステーの錆が気になるので少しでも見た目を良くして欲しいとの事です。


どの道タイヤ交換時に外す部分では有る為ついでに簡単に塗装します。


塗装前に在る程度錆を除去します。


塗装の仕上がりより耐久性で車のアンダーコートで使用する塗料で塗装します。

乾燥させてる間に3台目を修理します。

まずは鍵を紛失したワイヤー鍵を切断します。

某量販店の無意味なパンク修理剤が注入されてます。

タイヤはパンク状態で放置したのでタイヤサイドがひび割れ、チューブもボロボロです。

まずはフラップを新品に交換します。

新品タイヤ、チューブを組み付けます。

初期チェックで点灯しなかったライトの接点に専用の溶剤を塗布します。

問題なく点灯しました。

ライト配線も緩みが無いようにインシュロックで固定します。

ブレーキシューも磨耗、ひび割れがあります。

ダブルピボットブレーキ特有の持病ナットの緩みも発生してます。

取り外して緩み止めを塗布して再度組み付けます。

ブレーキインナーワイヤー太鼓部分にも腐食があり破損すると危険な為交換します。

腐食に強いステンレス製インナーワイヤーに交換します。
インナーにグリスアウター内部にはスプレーをしてブレーキの引きを軽くします。


ダブルピボットブレーキの動きに適したブレーキシューの高さに固定します。


同時に全体の点検調整も行い各部のナット、ボルトの締め付けも確認します。




一発二錠のリング錠は取り外されてますがワイヤーなどの部品がそのまま取り残されてます。
走行中に何らかの原因で作動してハンドルが動かなくなると危ないので後日お渡し時に説明して除去しました。


点検の続きをします。


後輪も同じくひび割れしてます。

沢山あるパンク防止剤弊害の一つであるバルブがゴム部分から剥がれてます。
剥がれた部分からパンク防止剤が漏れ出してます。

この漏れ出したパンク防止剤がリムフラップとリムの隙間にも入り込みます。

そのせいで通常よりリムの腐食が進んで錆びだらけです。
過去には当店でもこの腐食が原因でニップルが割れて全交換になった事例もあります。 こちら

出来うる限りパンク防止剤をふき取り洗浄して新しいタイヤとチューブを組み付けます。

ベルトがキュルキュルと異音がしますのでワコーズのバイダスドライを塗布します。

スタンドにも注油をします。

内装5段なので3速でワイヤー調整します。

後半部のネジの締め付けも確認します。





作業完了です。

塗装が乾燥したので2台目の続きを行います。
リアタイヤは経年劣化、チューブもボロボロなので交換です。


リアハブにもガタツキがありますのでベアリングにグリスを入れて調整します。

ブレーキアウターに表面の削れキャツプにも割れがありますので交換します。
インナーはステン製で交換します。





塗装も最初より良くなりました。

新品を取り付け

こちらも同時に全体の点検、調整を行います。
各日に注油、ハンガーのガタツキも調整します。









前輪も同じ劣化がありますので交換します。


ブレーキシューも磨耗してます。

交換しました。


カゴにも大きな亀裂があり穴が空いてます。

中古のカゴがありますのでそれに交換します。

カゴネジも錆が酷いので交換します。

ハンドル周りの整備をします。





ベルも破損して音がしません。

中古ですが破損は無いので交換します。

完成しました。


最後に3台ともテスト走行をして異常が無いことを確認して後日配達しました。
複数の修理車があり費用を抑えて修理したい際も中古のパーツなどもありますので気軽にご相談下さい。
カテゴリ:シティーサイクル修理
本日は前回の続きで企業様従業員の自転車の預かり修理で残りの2台を修理致します。
まずは2台目ですが前後のタイヤ、チューブ交換、ブレーキ、各部の修理の他に荷台、スタンド、ステーの錆が気になるので少しでも見た目を良くして欲しいとの事です。


どの道タイヤ交換時に外す部分では有る為ついでに簡単に塗装します。


塗装前に在る程度錆を除去します。


塗装の仕上がりより耐久性で車のアンダーコートで使用する塗料で塗装します。

乾燥させてる間に3台目を修理します。

まずは鍵を紛失したワイヤー鍵を切断します。

某量販店の無意味なパンク修理剤が注入されてます。

タイヤはパンク状態で放置したのでタイヤサイドがひび割れ、チューブもボロボロです。

まずはフラップを新品に交換します。

新品タイヤ、チューブを組み付けます。

初期チェックで点灯しなかったライトの接点に専用の溶剤を塗布します。

問題なく点灯しました。

ライト配線も緩みが無いようにインシュロックで固定します。

ブレーキシューも磨耗、ひび割れがあります。

ダブルピボットブレーキ特有の持病ナットの緩みも発生してます。

取り外して緩み止めを塗布して再度組み付けます。

ブレーキインナーワイヤー太鼓部分にも腐食があり破損すると危険な為交換します。

腐食に強いステンレス製インナーワイヤーに交換します。
インナーにグリスアウター内部にはスプレーをしてブレーキの引きを軽くします。


ダブルピボットブレーキの動きに適したブレーキシューの高さに固定します。


同時に全体の点検調整も行い各部のナット、ボルトの締め付けも確認します。




一発二錠のリング錠は取り外されてますがワイヤーなどの部品がそのまま取り残されてます。
走行中に何らかの原因で作動してハンドルが動かなくなると危ないので後日お渡し時に説明して除去しました。


点検の続きをします。


後輪も同じくひび割れしてます。

沢山あるパンク防止剤弊害の一つであるバルブがゴム部分から剥がれてます。
剥がれた部分からパンク防止剤が漏れ出してます。

この漏れ出したパンク防止剤がリムフラップとリムの隙間にも入り込みます。

そのせいで通常よりリムの腐食が進んで錆びだらけです。
過去には当店でもこの腐食が原因でニップルが割れて全交換になった事例もあります。 こちら

出来うる限りパンク防止剤をふき取り洗浄して新しいタイヤとチューブを組み付けます。

ベルトがキュルキュルと異音がしますのでワコーズのバイダスドライを塗布します。

スタンドにも注油をします。

内装5段なので3速でワイヤー調整します。

後半部のネジの締め付けも確認します。





作業完了です。

塗装が乾燥したので2台目の続きを行います。
リアタイヤは経年劣化、チューブもボロボロなので交換です。


リアハブにもガタツキがありますのでベアリングにグリスを入れて調整します。

ブレーキアウターに表面の削れキャツプにも割れがありますので交換します。
インナーはステン製で交換します。





塗装も最初より良くなりました。

新品を取り付け

こちらも同時に全体の点検、調整を行います。
各日に注油、ハンガーのガタツキも調整します。









前輪も同じ劣化がありますので交換します。


ブレーキシューも磨耗してます。

交換しました。


カゴにも大きな亀裂があり穴が空いてます。

中古のカゴがありますのでそれに交換します。

カゴネジも錆が酷いので交換します。

ハンドル周りの整備をします。





ベルも破損して音がしません。

中古ですが破損は無いので交換します。

完成しました。


最後に3台ともテスト走行をして異常が無いことを確認して後日配達しました。
複数の修理車があり費用を抑えて修理したい際も中古のパーツなどもありますので気軽にご相談下さい。
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