2023.07.20
MTB オーバーホール② 洗浄~ホイール整備編
こんばんは、出張修理の自転車屋さんです。
本日は前回の続きのMTBのOH作業をご紹介します。
状態を確認して分解したバイクを徹底的に洗浄、脱脂、錆取りをします。
ディグリーザー、アルコール、中性洗剤、等を適材適所にて使い分けて洗浄します。
かなりの汚れと、錆びでしたので数時間ほど格闘しましたが自分の満足の行くレベルまで綺麗になりました。
錆びと磨耗がありましたのでローターは面研しました。
サスペンションもインナーチューブの錆を極力落とします。
ホイールやタイヤも洗浄して不具合が無いかを確認します。
フレームも綺麗になりました。
ボルト、ナット、変速機などのパーツで錆が目立つものは錆び落としをして、各色のタッチペンで塗装します。
フレームはワコーズのクイックワックスで塗装の艶出しと細かい汚れを落とします。
サイドスタンドなどの取り付けで塗装が剥がれていた部分がありましたのでタッチアップします。
それでは組み立てに進んでいきます。
ヘッドパーツに新しいグリスを塗布して組み立てます。
ベアリングには異常が無いのでグリスアップして再使用します。
ディレラーハンガーも異音対策をしておきます。
ニップルが割れていたスポークにプレップを塗布します。
ほぼ同じ色のアルミ製のニップルを取り寄せしました。
新品と交換してハブの整備に入ります。
まずはリアハブから。
左右ともにグリスが変色しています。
シャフトやベアリングを順番に外して綺麗に脱脂します。
特に虫食いなどの問題はありません。
新しいグリスで組み立てます。
くれぐれも左右のベアリングを混ぜないようにしてください。
玉当たりを調整してしっかり締めます。
次はフロントホイール
こちらも虫食い等の問題はありません。
綺麗に掃除してダメージをチェックします。
新しいグリスで組み立てます。
玉当たりを調整して締めてハブは作業完成です。
フロントホイールはニップル交換で特に振れが出ていますのでバランスを調整します。
テンションも必ず確認します。
次はリアホイール
最後に元のフラップが多少の劣化もありましたが交換するまででも無いので、新しいフラップを下に巻いて補強します。
タイヤとチューブを組み込んで空気を入れて圧を調整し、ホイールの作業が完了です。
次回は組立作業の続きをご紹介します。
スポーツバイクの修理等でお困りの際は気軽にご相談ください。
カテゴリ:スポーツバイク修理日記
本日は前回の続きのMTBのOH作業をご紹介します。
状態を確認して分解したバイクを徹底的に洗浄、脱脂、錆取りをします。
ディグリーザー、アルコール、中性洗剤、等を適材適所にて使い分けて洗浄します。
かなりの汚れと、錆びでしたので数時間ほど格闘しましたが自分の満足の行くレベルまで綺麗になりました。
錆びと磨耗がありましたのでローターは面研しました。
サスペンションもインナーチューブの錆を極力落とします。
ホイールやタイヤも洗浄して不具合が無いかを確認します。
フレームも綺麗になりました。
ボルト、ナット、変速機などのパーツで錆が目立つものは錆び落としをして、各色のタッチペンで塗装します。
フレームはワコーズのクイックワックスで塗装の艶出しと細かい汚れを落とします。
サイドスタンドなどの取り付けで塗装が剥がれていた部分がありましたのでタッチアップします。
それでは組み立てに進んでいきます。
ヘッドパーツに新しいグリスを塗布して組み立てます。
ベアリングには異常が無いのでグリスアップして再使用します。
ディレラーハンガーも異音対策をしておきます。
ニップルが割れていたスポークにプレップを塗布します。
ほぼ同じ色のアルミ製のニップルを取り寄せしました。
新品と交換してハブの整備に入ります。
まずはリアハブから。
左右ともにグリスが変色しています。
シャフトやベアリングを順番に外して綺麗に脱脂します。
特に虫食いなどの問題はありません。
新しいグリスで組み立てます。
くれぐれも左右のベアリングを混ぜないようにしてください。
玉当たりを調整してしっかり締めます。
次はフロントホイール
こちらも虫食い等の問題はありません。
綺麗に掃除してダメージをチェックします。
新しいグリスで組み立てます。
玉当たりを調整して締めてハブは作業完成です。
フロントホイールはニップル交換で特に振れが出ていますのでバランスを調整します。
テンションも必ず確認します。
次はリアホイール
最後に元のフラップが多少の劣化もありましたが交換するまででも無いので、新しいフラップを下に巻いて補強します。
タイヤとチューブを組み込んで空気を入れて圧を調整し、ホイールの作業が完了です。
次回は組立作業の続きをご紹介します。
スポーツバイクの修理等でお困りの際は気軽にご相談ください。