TEL:090-6363-3196

営業時間

17:00~22:00[月~金]
13:00~20:00[土]
8:00~18:00[日]

定休日

不定休、雨天休業あり

新着情報

News

2025.11.02

最近のいろいろな修理

こんにちは、出張修理の自転車屋さんです。

本日も自転車修理の作業の様子をご紹介します。

少し前にパンク修理をしたスポーツバイクです。

alt

パンク修理前に異常には気が付いていましたがスポーツバイクに良くある専用部品の交換ですので直ぐに手持ちが無く専用品を揃えてからの作業になりました。

alt

Rディレラーハンガーが変形して変速機本体が斜めになりホイールに接触、巻き込まれフレームまで破損する可能性もあります。(前回の修理時に応急処置でLにギヤが入らないようにしてます)

alt

Rディレラーにも無数の傷があります。

alt

今回はお客様と相談のうえRDハンガー、RD、RDガードの三点を交換、取り付けいたします。

過去にハンガーは当店で修正履歴があります。何回も曲げ直すと走行中に破損す危険性もありますので今回は交換します。

せっかくハンガー、RDを新品にしても片足スタンド特有の右側への倒れ方をするとまた変形しますので新たにRDガードを追加で装着しハンガーを守ります。

alt

まずはメンテナンススタンドに固定しフレームからRD、RDハンガーを取り外します。

alt

新品のハンガーと並べて見比べると変形が良く分かります。

alt

ハンガーボルトに緩み止めを塗布します。

alt

走行中の異音対策でハンガーとフレームの接触面にスレッドコンパウンドグリスを塗布します。

alt

ハンガーの取り付け。

alt

Rホイールをフレームに取り付ける前にバランス調整をします。

alt

ローターボルトの締め付け確認。

alt

ブレーキパッドの残量確認。

alt

フレームにRホイールを装着しハンガー修正機をセットします。

alt

alt

alt

新品のハンガーですが6時9時12時の位置を確認しますと隙間があります。

alt

12時の位置ではゲージより5mmほど隙間があります。

新車整備やハンガー交換でハンガーの修正をしないショップも多数見られますが新品のハンガーに交換してもこれだけ精度が悪いことがわかります。

これを修正しないで整備しても100パーセントの変速性能は出ませんので当店ではハンガー交換後は必ずハンガー修正をしてから変速調整を行います。

alt

alt

alt

ハンガーを修正し全ての位置でがゲージ間隔が同じであることを確認します。

alt

外した泥除けの固定ボルトにも緩み止めを塗布します。

alt

新品のRDを取り付けます。

alt

alt

Rホイール取り付け時にガードの固定パーツに交換します。

alt

規定トルクでRホイールを固定します。

alt

alt

alt

alt

新品のRDに交換したのでH.Lリミットボルト、ワイヤーテンション、Bテンションボルトを調整します。

alt

後ろから見ても曲がりは有りません。

alt

ガードの適正位置を確認して取り付けます。

alt

Rブレーキの取り付け位置の微調整

alt

片足スタンドが変形して車体が垂直になる事でより右側に倒れやすいです。

alt

取り外して曲がりを修正します。

alt

真っ直ぐになりました。

alt

専用スタンドなので角度の微調整が出来ませんが最初より左に傾いていますので右には倒れにくいです。

alt

alt

alt

alt

alt

alt

その他の部分の点検、調整をします。

alt

最後にテスト走行をして全ての変速で問題ないことを確認して作業完了です。

スポーツバイクの修理、点検、整備でお困りの際は気軽にご相談下さい。

- CafeLog -