2022.06.26
ホイールのオーバーホール
こんにちは。 出張修理の自転車屋さんです。
今回はホイール(ハブベアリング)のオーバーホール編です。
最近はシールドベアリングのハブが多くなりましたが純正のホイールやママチャリのホイールなどは未だにカップ&コーンと呼ばれるベアリングを使用しているものが多いのでこのベアリング部分のオーバーホールをの作業をご紹介します。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_192219.jpg)
MTBのオーバーホールでご紹介したコナの純正ホイールで作業を行っていきます。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_192251.jpg)
手始めにフロントホイールから。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_192416.jpg)
防水シールを傷つけないように外します。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_192623.jpg)
外れました。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_192702.jpg)
コーンレンチを使用してナットを緩めて外します。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_192943.jpg)
ナットを外したら反対側からシャフトを引き抜きます。 この時にベアリング球を紛失しないように気をつけます。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_192947.jpg)
この様にマグネットを使用すると紛失や反対側に落下して左右のベアリングが混じってしまうのを防止します。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_193142.jpg)
外れたベアリング球の状態を良く観察して磨耗、腐食などのダメージを確認します。
場合によってはベアリング球の交換を行います。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_193405.jpg)
ベアリング以外にも玉押しや玉受け側にも虫食い(傷や磨耗)が無いかを確認します。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_193636.jpg)
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_193658.jpg)
再利用可能であれば古いグリスや汚れを綺麗にふき取ります。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_193720.jpg)
新しいグリスを使用して組みなおしていきます。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_194245.jpg)
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_195629.jpg)
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_194703.jpg)
次はリアホイール
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_195838.jpg)
フロントと違うところはフリーボディーがあります。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_202858.jpg)
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_201500.jpg)
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_203433.jpg)
フリーボディーを外して作業した際にスマホのレンズにグリスがついて画像がピンボケしてしまい、これ以降の作業の画像は今回は割愛します。
全てのベアリングの作業が完成しましたらホイールバランスを確認、調整して作業終了です。
カップ&コーンのタイプのベアリングは定期的にメンテナンスをすることによって良い状態を維持できますが、ベアリングのガタつきや回した際にゴリゴリ感などの異常が見られてからでは調整では直らないケースもありますので定期的に確認しましょう。
カテゴリ:スポーツバイク修理日記
今回はホイール(ハブベアリング)のオーバーホール編です。
最近はシールドベアリングのハブが多くなりましたが純正のホイールやママチャリのホイールなどは未だにカップ&コーンと呼ばれるベアリングを使用しているものが多いのでこのベアリング部分のオーバーホールをの作業をご紹介します。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_192219.jpg)
MTBのオーバーホールでご紹介したコナの純正ホイールで作業を行っていきます。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_192251.jpg)
手始めにフロントホイールから。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_192416.jpg)
防水シールを傷つけないように外します。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_192623.jpg)
外れました。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_192702.jpg)
コーンレンチを使用してナットを緩めて外します。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_192943.jpg)
ナットを外したら反対側からシャフトを引き抜きます。 この時にベアリング球を紛失しないように気をつけます。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_192947.jpg)
この様にマグネットを使用すると紛失や反対側に落下して左右のベアリングが混じってしまうのを防止します。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_193142.jpg)
外れたベアリング球の状態を良く観察して磨耗、腐食などのダメージを確認します。
場合によってはベアリング球の交換を行います。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_193405.jpg)
ベアリング以外にも玉押しや玉受け側にも虫食い(傷や磨耗)が無いかを確認します。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_193636.jpg)
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_193658.jpg)
再利用可能であれば古いグリスや汚れを綺麗にふき取ります。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_193720.jpg)
新しいグリスを使用して組みなおしていきます。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_194245.jpg)
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_195629.jpg)
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_194703.jpg)
次はリアホイール
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_195838.jpg)
フロントと違うところはフリーボディーがあります。
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_202858.jpg)
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_201500.jpg)
![alt](https://9696cycle.com/news/img/20220418_203433.jpg)
フリーボディーを外して作業した際にスマホのレンズにグリスがついて画像がピンボケしてしまい、これ以降の作業の画像は今回は割愛します。
全てのベアリングの作業が完成しましたらホイールバランスを確認、調整して作業終了です。
カップ&コーンのタイプのベアリングは定期的にメンテナンスをすることによって良い状態を維持できますが、ベアリングのガタつきや回した際にゴリゴリ感などの異常が見られてからでは調整では直らないケースもありますので定期的に確認しましょう。