2025.10.04
中古パーツを使用した修理事例②
こんにちは、出張修理の自転車屋さんです。
本日も修理作業の様子をご紹介します。
いつもお世話になっているお客様より修理依頼です。

通学で1日に30km近く走行されていますので部品の消耗が早く修理代金が高くなるのでなるべくお値打ちに直るように修理をして欲しいとのご依頼です。
中古パーツも使用しなるべく低予算でバランスの取れた修理をします。

以前BBもグリスアップも含めOHしてますが少しガタツキがありますのでもう一度開けます。

左右のパーツを取り外し清掃します。

分解、清掃後にグリスアップをします。


組み付けし新しいペイントチェックをします。


圧入部、ネジ部に種類の違う緩み止め剤を塗布して組み付けます。


緩まないようにしっかり締め付け、ペイントチェックをします。

ブレーキシューは磨耗してます。

前タイヤはパンクしてませんが摩耗が進んでます。




当店ではお客様から廃車で引き取りした自転車で再利用できるパーツは取り外して中古パーツとして再利用する修理も致します。
新品パーツも当然ご用意はありますがなるべく予算を抑えた修理を希望されるお客様には中古パーツも使用して修理致します。
中古パーツは取替え工賃のみで中古パーツ代金は基本頂いていません。

まだ使用できる中古タイヤで前タイヤを交換します。

以前交換した前リムは綺麗に清掃してブレーキ面の摩耗具合を確認します。



ブレーキシューはBAA対応新品パーツで交換します。
シングルピボットブレーキの適正位置でシューを固定します。

ご自身でハンドル位置を調整したのですがハンドルクランプ位置がセンターからずれてます。
最悪クランプ位置が滑って事故に繋がる可能性もありますので直します。

センター位置でしっかり固定します。



ハンドル、ペダルなど緩みが無いか締め付けを確認します。

チェーンは磨耗しすぎで交換時期を過ぎています。

スプロケットも良く使用するギヤが磨耗しています。
以前修理お渡し時にチェーンオイルの注し方、時期などを説明しましたが注油を怠ったのでより摩耗が進んでます。
これだけ磨耗するとチェーン、スプロケットは交換が必要です。

リヤタイヤもかなり磨耗してます。

リムの振れを微調整します。

タイヤ、チューブは新品で磨耗、パンクに強いものに交換します。

当然フラップも交換します。

このタイヤは肉厚すぎて空気圧低下が分かりにくいので注意が必要です。

磨耗したスプロケットを取り外します。
中古で錆びはありますが磨耗はほぼ無く使用可能なので交換します。
ギヤに関して、私の考えでは多少の錆よりギヤの摩耗具合の方が大切と考えています。
カバーも割れてます。

チェーン落ちトラブルは修理費用が高くなる場合がありますのでシマノ純正パーツで交換します。

ハブ軸のグリスアップも同時に行います。
ブレーキも異音が酷いのでこちらも作業します。


ベアリング部分はグリスがほぼありません。

これでもかとグリスを詰め込みます。

ライニング部分も研磨、清掃します。

ブレーキ、スプロケットを取り付け車体の戻します。

チェーンは安心のシマノ製新品で交換します。

適正長さで取り付けます。

チェーンオイルを塗布します。

新品のピッチ間は取り外したチェーンとでは全然数値が違います。


各部に注油しテスト走行して異常が無いか確認します。

完成です。
お客さまに配達して作業完了です。
自転車修理でお困りの際は気軽にご相談下さい。
カテゴリ:シティーサイクル修理
本日も修理作業の様子をご紹介します。
いつもお世話になっているお客様より修理依頼です。

通学で1日に30km近く走行されていますので部品の消耗が早く修理代金が高くなるのでなるべくお値打ちに直るように修理をして欲しいとのご依頼です。
中古パーツも使用しなるべく低予算でバランスの取れた修理をします。

以前BBもグリスアップも含めOHしてますが少しガタツキがありますのでもう一度開けます。

左右のパーツを取り外し清掃します。

分解、清掃後にグリスアップをします。


組み付けし新しいペイントチェックをします。


圧入部、ネジ部に種類の違う緩み止め剤を塗布して組み付けます。


緩まないようにしっかり締め付け、ペイントチェックをします。

ブレーキシューは磨耗してます。

前タイヤはパンクしてませんが摩耗が進んでます。




当店ではお客様から廃車で引き取りした自転車で再利用できるパーツは取り外して中古パーツとして再利用する修理も致します。
新品パーツも当然ご用意はありますがなるべく予算を抑えた修理を希望されるお客様には中古パーツも使用して修理致します。
中古パーツは取替え工賃のみで中古パーツ代金は基本頂いていません。

まだ使用できる中古タイヤで前タイヤを交換します。

以前交換した前リムは綺麗に清掃してブレーキ面の摩耗具合を確認します。



ブレーキシューはBAA対応新品パーツで交換します。
シングルピボットブレーキの適正位置でシューを固定します。

ご自身でハンドル位置を調整したのですがハンドルクランプ位置がセンターからずれてます。
最悪クランプ位置が滑って事故に繋がる可能性もありますので直します。

センター位置でしっかり固定します。



ハンドル、ペダルなど緩みが無いか締め付けを確認します。

チェーンは磨耗しすぎで交換時期を過ぎています。

スプロケットも良く使用するギヤが磨耗しています。
以前修理お渡し時にチェーンオイルの注し方、時期などを説明しましたが注油を怠ったのでより摩耗が進んでます。
これだけ磨耗するとチェーン、スプロケットは交換が必要です。

リヤタイヤもかなり磨耗してます。

リムの振れを微調整します。

タイヤ、チューブは新品で磨耗、パンクに強いものに交換します。

当然フラップも交換します。

このタイヤは肉厚すぎて空気圧低下が分かりにくいので注意が必要です。

磨耗したスプロケットを取り外します。
中古で錆びはありますが磨耗はほぼ無く使用可能なので交換します。
ギヤに関して、私の考えでは多少の錆よりギヤの摩耗具合の方が大切と考えています。
カバーも割れてます。

チェーン落ちトラブルは修理費用が高くなる場合がありますのでシマノ純正パーツで交換します。

ハブ軸のグリスアップも同時に行います。
ブレーキも異音が酷いのでこちらも作業します。


ベアリング部分はグリスがほぼありません。

これでもかとグリスを詰め込みます。

ライニング部分も研磨、清掃します。

ブレーキ、スプロケットを取り付け車体の戻します。

チェーンは安心のシマノ製新品で交換します。

適正長さで取り付けます。

チェーンオイルを塗布します。

新品のピッチ間は取り外したチェーンとでは全然数値が違います。


各部に注油しテスト走行して異常が無いか確認します。

完成です。
お客さまに配達して作業完了です。
自転車修理でお困りの際は気軽にご相談下さい。