2023.06.23
車椅子のパンク修理も行います。
こんばんは、出張修理の自転車屋さんです。
本日は車椅子パンク修理の作業の様子をご紹介します。
左右で空気の抜けがとても早いとの事でしたので取り外して水調べをします。
空気圧が少ない状態で使用されていた為、タイヤの中のチューブがぼろぼろになっていますので今回は左右のチューブを交換します。
今回は作業場の近所でしたのでお預かりして作業場で作業をしています。
車椅子や三輪車などは普通の自転車と違った工具が必要になる場合がありますので作業場ですと作業もしやすいです。
ゴム製のフラップも切れてしまってます。
特に車椅子はリムにハンドルを取り付けしてますのでニップルの他にもハンドル取り付け用の金属部品がフラップと接触します。
フラップ不良によるパンク事例 こちら
スポーツバイク等に使用する強化フラップを巻いて、その後にゴム製のフラップを取り付けてパンクリスクを低減させます。
最後に新品のチューブを入れて交換完了です。
この様に車椅子などのパンク修理も致しますので気軽にご相談ください。
カテゴリ:シティーサイクル修理日記
本日は車椅子パンク修理の作業の様子をご紹介します。
左右で空気の抜けがとても早いとの事でしたので取り外して水調べをします。
空気圧が少ない状態で使用されていた為、タイヤの中のチューブがぼろぼろになっていますので今回は左右のチューブを交換します。
今回は作業場の近所でしたのでお預かりして作業場で作業をしています。
車椅子や三輪車などは普通の自転車と違った工具が必要になる場合がありますので作業場ですと作業もしやすいです。
ゴム製のフラップも切れてしまってます。
特に車椅子はリムにハンドルを取り付けしてますのでニップルの他にもハンドル取り付け用の金属部品がフラップと接触します。
フラップ不良によるパンク事例 こちら
スポーツバイク等に使用する強化フラップを巻いて、その後にゴム製のフラップを取り付けてパンクリスクを低減させます。
最後に新品のチューブを入れて交換完了です。
この様に車椅子などのパンク修理も致しますので気軽にご相談ください。
2023.06.21
無いものは作っちゃえ!!
おはようございます、出張修理の自転車屋さんです。
本日はスタッフバイクのカスタム作業をご紹介します。
町乗り仕様のMTBにフェンダー(泥除け)を取り付けようとしましたが付属のステー(取り付け金具等)がサイズが短くて取り付けが出来ないので新しくステーを作製します。
用意したのはチタン合金製の丸棒です。
フレームダボ穴からの距離を計算して1本の某から曲げて形を整えます。
純正はワンタッチで取り外しが出来る形状やアタッチメントでしたがしっかりと固定されて欲しいので本所製の金具を使用して取り付けます。
この様な感じで取り付け完了です。
次は手持ちのサーモスボトルをバイクに取り付けできるホルダーを作ります。
前にチューニングしていた車用マフラーを作製してもらった時の端材がありましたので有効活用します。
こちらのパイプもチタン合金ですので表面をバーナーで炙って焼き色を付けます。
お洒落な色合いになりました。
そのままのサイズですとパイプが少し太くボトルをホールドできないのでゴムの淵枠を接着します。
中のゴムをグラインダーで削ってボトルのホールドがちょうど良くなるように加工します。
インタークラーのパイピングのホースバンドを使用してかごに取り付けします。
完成です。
自転車ボトルケージに固定できるサーモスに買い換えても良かったのですがあるものを工夫して使用できるようにするのも楽しいですね。
次はライトホルダーです。
フロントに超大型のバスケット(カゴ)を取り付けたことによりハンドルにライトを装着してもカゴが光軸を遮ってしまうのでライトの取り付け位置を変更します。
チタンフォークコラムの端材がありましたのでこちらを加工してライトホルダーを作製します。
ボトルホルダーと同じくバーナーで炙ります。 今回は炙る時間を長めで色の付け方を変えてみました。
中にスターファングルナット等を加工して取り付けできるようにします。
ライトホルダーを付けて
光軸を合わせて完成です。
最後は工具
ママチャリ等のシティーサイクル修理に欠かせないラチェット。 多くの方はホーザン製のラチェットを使用しますが14mmが短くたまに使用しにくい場面がありますので私はTOP製のラチェットを使用します。
しかしハンドル部分がノチになっているので持ちにくいです。 そこでスナップオン製のグリップを取り付けます。
ノチ部分をカットし
グリップ内径をドリルで広げて
接着剤で固定して完成です。
このグリップはほど良い硬さがあるので後輪のハブナット固定の際にスタンドをフレームにきちんと沿わせる為に軽く叩くのにちょうど良いです。
TOP製は14mm、15mmの長さが同じで夜間などの作業時に視認性が悪い為、14mmはブルーでペイントをして作業効率をよくします。
この様に自転車や工具等も使用する人に合わせてカスタマイズすると使い勝手が良くなります。
不便だからと言って何でも既製品に買い換えるのではなく、ちょっとした工夫であるものを改良するのも楽しいですね。
※今回の作業で使用したパーツは当店では正規代理店としては扱っていない商品ですのでご注意ください。
紹介したパーツは個人的に正規販売店様で購入してきた商品になります。
カテゴリ:スタッフバイクカスタム日記
本日はスタッフバイクのカスタム作業をご紹介します。
町乗り仕様のMTBにフェンダー(泥除け)を取り付けようとしましたが付属のステー(取り付け金具等)がサイズが短くて取り付けが出来ないので新しくステーを作製します。
用意したのはチタン合金製の丸棒です。
フレームダボ穴からの距離を計算して1本の某から曲げて形を整えます。
純正はワンタッチで取り外しが出来る形状やアタッチメントでしたがしっかりと固定されて欲しいので本所製の金具を使用して取り付けます。
この様な感じで取り付け完了です。
次は手持ちのサーモスボトルをバイクに取り付けできるホルダーを作ります。
前にチューニングしていた車用マフラーを作製してもらった時の端材がありましたので有効活用します。
こちらのパイプもチタン合金ですので表面をバーナーで炙って焼き色を付けます。
お洒落な色合いになりました。
そのままのサイズですとパイプが少し太くボトルをホールドできないのでゴムの淵枠を接着します。
中のゴムをグラインダーで削ってボトルのホールドがちょうど良くなるように加工します。
インタークラーのパイピングのホースバンドを使用してかごに取り付けします。
完成です。
自転車ボトルケージに固定できるサーモスに買い換えても良かったのですがあるものを工夫して使用できるようにするのも楽しいですね。
次はライトホルダーです。
フロントに超大型のバスケット(カゴ)を取り付けたことによりハンドルにライトを装着してもカゴが光軸を遮ってしまうのでライトの取り付け位置を変更します。
チタンフォークコラムの端材がありましたのでこちらを加工してライトホルダーを作製します。
ボトルホルダーと同じくバーナーで炙ります。 今回は炙る時間を長めで色の付け方を変えてみました。
中にスターファングルナット等を加工して取り付けできるようにします。
ライトホルダーを付けて
光軸を合わせて完成です。
最後は工具
ママチャリ等のシティーサイクル修理に欠かせないラチェット。 多くの方はホーザン製のラチェットを使用しますが14mmが短くたまに使用しにくい場面がありますので私はTOP製のラチェットを使用します。
しかしハンドル部分がノチになっているので持ちにくいです。 そこでスナップオン製のグリップを取り付けます。
ノチ部分をカットし
グリップ内径をドリルで広げて
接着剤で固定して完成です。
このグリップはほど良い硬さがあるので後輪のハブナット固定の際にスタンドをフレームにきちんと沿わせる為に軽く叩くのにちょうど良いです。
TOP製は14mm、15mmの長さが同じで夜間などの作業時に視認性が悪い為、14mmはブルーでペイントをして作業効率をよくします。
この様に自転車や工具等も使用する人に合わせてカスタマイズすると使い勝手が良くなります。
不便だからと言って何でも既製品に買い換えるのではなく、ちょっとした工夫であるものを改良するのも楽しいですね。
※今回の作業で使用したパーツは当店では正規代理店としては扱っていない商品ですのでご注意ください。
紹介したパーツは個人的に正規販売店様で購入してきた商品になります。
2023.06.18
ロードバイクの持ち込み修理
おはようございます。出張修理の自転車屋さんです。
本日は某量販店で購入されたロードバイクを多治見市内より持込での修理の作業をご紹介します。
前後タイヤがパンクしているとの事でした。
後輪はリム打ちパンク
前輪はバルブが剥がれかけておりスローパンクでした。
前輪はタイヤも劣化がしていますので交換します。
最近、整備点検をしていないとの事でしたので一緒に行います。
リアホイールのバランス調整
リム打ちパンクをしていましたので左右に振れていましたので調整します。
スプロケットも増し締め
リムフラップのサイズが合っていないです。
リムに空いている穴が見えているような状態ですとパンクする可能性が高いですから同時に交換します。
バルブホールも切削の際、角が立ってパンクの原因になる事もあります。
ヤスリでエッジを削ります。
綺麗になりました。
リムの内幅に合わせて適正サイズのリムフラップに交換します。
今回は詳しくは書きませんがそもそもリム内幅と装着されているタイヤ幅が合っていません。
量販店のスポーツバイクではこの様な事も珍しくはありません。
バルブ不良からのエア漏れが無いかをチェックします。
フロントホイールもバランスチェックをします。
チェーンはオイルが無い状態でした。
注油します。
左のデュアルコントロールレバーが少し内側に入っています。
画像では分かりにくいですが右と同じ角度に修正します。
クランクも増し締めしてから変速調整をします。
フロント変速は調整が正しくされていませんでした。
恐らくトリム調整機能を知らない人が整備をした可能性がありますのでトリム調整がきちんと作動するように調整します。
ブレーキシューの取り付け位置も悪いです。
これではシュートタイヤが接触してタイヤバーストを起こします。
適正な高さ角度に調整します。
最後にテスト走行をして問題が無いかを確認してのお渡しになります。
お客様はフレンチバルブ用のフロアポンプ(空気入れ)をお持ちではありませんでした。
スポーツバイクは空気圧管理が非常に大切になります。
空気圧が正しく調整されていないと簡単にパンクをしてしまいますのでお客様にはフレンチバルブの構造や正しい空気の入れ方とお勧めの空気入れをお伝えしました。
この様にスポーツバイクの正しい使い方などの説明も致しますので気軽にご相談ください。
カテゴリ:スポーツバイク修理日記
本日は某量販店で購入されたロードバイクを多治見市内より持込での修理の作業をご紹介します。
前後タイヤがパンクしているとの事でした。
後輪はリム打ちパンク
前輪はバルブが剥がれかけておりスローパンクでした。
前輪はタイヤも劣化がしていますので交換します。
最近、整備点検をしていないとの事でしたので一緒に行います。
リアホイールのバランス調整
リム打ちパンクをしていましたので左右に振れていましたので調整します。
スプロケットも増し締め
リムフラップのサイズが合っていないです。
リムに空いている穴が見えているような状態ですとパンクする可能性が高いですから同時に交換します。
バルブホールも切削の際、角が立ってパンクの原因になる事もあります。
ヤスリでエッジを削ります。
綺麗になりました。
リムの内幅に合わせて適正サイズのリムフラップに交換します。
今回は詳しくは書きませんがそもそもリム内幅と装着されているタイヤ幅が合っていません。
量販店のスポーツバイクではこの様な事も珍しくはありません。
バルブ不良からのエア漏れが無いかをチェックします。
フロントホイールもバランスチェックをします。
チェーンはオイルが無い状態でした。
注油します。
左のデュアルコントロールレバーが少し内側に入っています。
画像では分かりにくいですが右と同じ角度に修正します。
クランクも増し締めしてから変速調整をします。
フロント変速は調整が正しくされていませんでした。
恐らくトリム調整機能を知らない人が整備をした可能性がありますのでトリム調整がきちんと作動するように調整します。
ブレーキシューの取り付け位置も悪いです。
これではシュートタイヤが接触してタイヤバーストを起こします。
適正な高さ角度に調整します。
最後にテスト走行をして問題が無いかを確認してのお渡しになります。
お客様はフレンチバルブ用のフロアポンプ(空気入れ)をお持ちではありませんでした。
スポーツバイクは空気圧管理が非常に大切になります。
空気圧が正しく調整されていないと簡単にパンクをしてしまいますのでお客様にはフレンチバルブの構造や正しい空気の入れ方とお勧めの空気入れをお伝えしました。
この様にスポーツバイクの正しい使い方などの説明も致しますので気軽にご相談ください。