2023.03.26
スポーツバイクの整備点検
こんにちは、出張修理の自転車屋さんです。
本日はスポーツバイクの整備、点検で多治見市内よりお持込での作業をご紹介します。
内容としましたは主にブレーキと変速の調子が悪いとの事です。
まずはホイールから整備に入ります。
センターは出ていますのでバランスとスポークテンションの調整をします。
スプロケット、ローターの増し締め
リアはセンターがずれていますので調整しました。
エンドの曲がりの確認前にねじ穴の精度が悪いのでタップにて修正
6.9.12時の位置で家訓するとやはり曲がっている事が分かります。
エンド矯正後はどの位置でも間隔は一定です。
アウターワイヤーにも変形がありますが、何故かシフトアウターがブレーキ用を使用していますのでシフトアウター用に交換します。
インシュロックといえばヘラマンですね。
安物の製品と違い耐久性に優れています自転車には必要十分です。
ちなみに車の大事な部分はT&B(トーマス&ベッツ)がお勧めです!!
カットした部分が鋭利にならないニッパーは良いですね。
一息入れます。
アウター内部にはワコーズのSLを使用
最初はアウターのとり回しが悪かったので最適な長さでカットしてダボ穴を逃がして将来的にダボ穴を使用するときに使いやすくします。
新しいステンレスのインナーにもグリスを塗布します。
マイクロシフトのディレラーはワイヤーがボディーと強く干渉してあまりよろしくないですね。
細かい改善ですがシフトワイヤーの引きが軽くなります。
Gプーリーが低いので調整します。
チェーンオイルも塗布して変速調整をします。
しっかりと調整をしたので変速は調子が良いです。
続きましてブレーキに入ります。
パッドの編磨耗がありますので明らかにパッドが引きずっています。
BB7は調整機能が多いのでメカニカルでは調整がしやすい方ですが何か変です。
キャリパー、キャリパーアダプターの角度調整のパーツの入れ方が間違ってセットされています。
正しい順序に直します。
キャリパーの傾きの取り付け角度がおかしいのでよく観察をすると、、、
前後のアダプターが逆に取り付けてありますので入れ替えて調整します。
正しい組付けにして調整をするとパッドの引きずりも無くしっかりと作動します。
ローターの歪みも矯正して
各部の締め付け確認をして
最後にテスト走行をして、ブレーキ、変速その他異常が無いかの確認をして作業完了です。
この様にささいな部品の組み付けが悪いだけでパーツの性能が発揮できずバイクの調子が悪くないます。
スポールバイクの修理でお困りの方は気軽にご相談ください。
カテゴリ:スポーツバイク修理日記
本日はスポーツバイクの整備、点検で多治見市内よりお持込での作業をご紹介します。
内容としましたは主にブレーキと変速の調子が悪いとの事です。
まずはホイールから整備に入ります。
センターは出ていますのでバランスとスポークテンションの調整をします。
スプロケット、ローターの増し締め
リアはセンターがずれていますので調整しました。
エンドの曲がりの確認前にねじ穴の精度が悪いのでタップにて修正
6.9.12時の位置で家訓するとやはり曲がっている事が分かります。
エンド矯正後はどの位置でも間隔は一定です。
アウターワイヤーにも変形がありますが、何故かシフトアウターがブレーキ用を使用していますのでシフトアウター用に交換します。
インシュロックといえばヘラマンですね。
安物の製品と違い耐久性に優れています自転車には必要十分です。
ちなみに車の大事な部分はT&B(トーマス&ベッツ)がお勧めです!!
カットした部分が鋭利にならないニッパーは良いですね。
一息入れます。
アウター内部にはワコーズのSLを使用
最初はアウターのとり回しが悪かったので最適な長さでカットしてダボ穴を逃がして将来的にダボ穴を使用するときに使いやすくします。
新しいステンレスのインナーにもグリスを塗布します。
マイクロシフトのディレラーはワイヤーがボディーと強く干渉してあまりよろしくないですね。
細かい改善ですがシフトワイヤーの引きが軽くなります。
Gプーリーが低いので調整します。
チェーンオイルも塗布して変速調整をします。
しっかりと調整をしたので変速は調子が良いです。
続きましてブレーキに入ります。
パッドの編磨耗がありますので明らかにパッドが引きずっています。
BB7は調整機能が多いのでメカニカルでは調整がしやすい方ですが何か変です。
キャリパー、キャリパーアダプターの角度調整のパーツの入れ方が間違ってセットされています。
正しい順序に直します。
キャリパーの傾きの取り付け角度がおかしいのでよく観察をすると、、、
前後のアダプターが逆に取り付けてありますので入れ替えて調整します。
正しい組付けにして調整をするとパッドの引きずりも無くしっかりと作動します。
ローターの歪みも矯正して
各部の締め付け確認をして
最後にテスト走行をして、ブレーキ、変速その他異常が無いかの確認をして作業完了です。
この様にささいな部品の組み付けが悪いだけでパーツの性能が発揮できずバイクの調子が悪くないます。
スポールバイクの修理でお困りの方は気軽にご相談ください。