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2022.07.10

生える!?ボルトにご注意を!!

こんにちは。 出張修理の自転車屋さんです。

最近、多くの方が乗られている電動アシストつき自転車でよくありがちなトラブルをご紹介します。

今回のご依頼はパンク修理で、他店で何度もパンク修理をしたが直ぐパンクをしてしまうので一度見て欲しいとの内容でした。

多治見市内の現地で話をお伺いすると、3週間で2回パンク修理をされたそうですが、直ぐに3回目のパンクをしてしまったとの事でした。

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タイヤを確認したところサイド側に大きな亀裂がありタイヤとチューブを交換するためお預かりとなりました。

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チューブ側も同様に、タイヤの亀裂と同じ部分に亀裂があります。

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さらに良く見ますと前回、他店でパンクを修理した場祖と同じような場所に同じような亀裂があることが分かります。

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お預かりした自転車を良く観察したところ

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ブレーキシューがタイヤと接触しています。

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ブレーキシューもずれて使用しているので編磨耗して角が立って、その部分がタイヤを傷つけてタイヤに亀裂が入る原因になっていました。

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そしてそもそもの原因は、このボルトが緩んでいることです。

ダブルピボットブレーキの詳しい説明は省略しますがこの調整ボルトは非常に緩みやすく、緩んで左右のブレーキバランスがずれている、さらにブレーキシューが磨耗している時に、安易に遊びの調整等を行うとこの様にタイヤとブレーキシューが接触します。(このモデルですと右側のブレーキシューがタイヤに当たりやすいです)

さらに電動アシスト自転車は車体重量があるため、下り坂で前ブレーキにかかる負担は普通の自転車より多くなります。

お客様に確認したところ前回のパンク修理から戻ってきた際にブレーキの遊びが減ったとの事でした。

今回の原因等をしっかり説明してブレーキを含めて全体の整備をさせて頂くこととなりました。

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タイヤ交換時には痛んだフラップを交換します。

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さらに先ほどの緩んでいたボルトはただ締め直すだけでは直ぐに緩んでしまいますので、ロックタイトを塗布して締め直します。

ブレーキシューも交換します。

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他店でブレーキ調整をした際にワイヤー固定ボルトで何度も締めなおしているためインナーワイヤーが切れかけていますので安全のため交換します。

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腐食に強いステンレスで交換します。

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アウター、インナーワイヤーには適材適所でケミカルを使用して引きが軽くなるようにします。

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最適な長さでカットして、インナーキャップも固定

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ハーネスカバーがずれているので直します。

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ハーネスカバーがずれた際にワイヤーカバーが切れて中の配線が見えています。

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配線を保護テープで巻きなおします。

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カギの動きが悪いので最適なスプレーを塗布します。

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ベルトカバーが凹んでいてベルトと接触しています。

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ベルトが痛むと交換費用が高くなりますのでカバーを外して綺麗に直します。

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タイヤ交換していない後ろの虫ゴムは痛んでいます。

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新品の虫ゴムに交換して空気も規定圧にします。

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バルブ交換後はリークチェック。 たまにバルブ不良もありますので要確認。

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他にもボルトナットの締め付け確認、スタンドなど注油など全体の点検、調整を行い乗車確認をして完成です。

今回のようにブレーキの不具合からパンクにいたるケースもありますので最低でも1年に1回(電動アシストは出来れば半年に1回)自転車の定期点検をお勧めいたします。

今、出張修理の自転車屋さんはキャンペーンで無料点検、調整を行っています。

詳しくはこちら 広報たじみキャンペーン

詳しい内容、質問などありましたら気軽にご相談ください。

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