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2025.05.18

中古自転車にご注意を!!

おはようございます。出張修理の自転車屋さんです。

GW後半より修理依頼が多くあまり時間が取れないので本日は作業紹介を1件だけ簡単に紹介します。

パンク修理依頼で多治見市内にお伺いします。

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以前は他の自転車で修理依頼を頂き今回も電動アシスト付き自転車の修理ご依頼ありがとうございます。

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後輪のパンクですが空気圧不足での走行でタイヤがリムを滑ってしまいチューブがもみくちゃにされ
ボロボロになるパンクをしています。

タイヤ内側には大量のチューブの削れたカスがあります。

全体にチューブがボロボロな為、チューブを新品に交換します。

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どこで購入したかは聞いていませんが約半年ほど前に点検、整備済みを中古で購入したそうです。

ですがリアハブにはガタツキが出ています。

このまま使用すると高額な修理になりますのでチューブ交換のついでにリアハブのベアリング調整をサービスで行いました。

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多治見市内でも特に坂の多い地域ですのでローラーブレーキにも予防としてグリスを注入します。

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チューブ交換が出来たのでホイールをフレームに組み付けますが変速位置がずれています。

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2速にした際、プッシュロッドの赤色の線とハブ軸端面がちょうど重なるようにワイヤーテンションを調整します。

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チェーン、スタンド、鍵にそれぞれに適したオイルを注油します。

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中古で購入後に某お店でサドルを交換されたそうですがナットを片側だけ締めすぎています。

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締めすぎのナットを緩めてナットの掛が浅い方を締めて左右の締め付けを均等に直します。

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虫ゴムはかなり傷んでいますが本当に点検、整備済みなのでしょうか??

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あー、フロントブレーキがダブルピボット特有の現象でブレーキシューがタイヤに当ってタイヤサイドが削れています。

お客様に確認を取りタイヤの状態をお伝えしました。(今回はフロントタイヤは自己責任で使用するとの事です)

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この現象は過去に何度も紹介してますので省略しますがブレーキ構造を理解していない素人が整備をするとこの様な事でフロントタイヤがパンクします。

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ブレーキセンター、左右のブレーキシューの高さを調整し直します。

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各部のナット、ボルトの緩みが無いかを確認します。

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最後にテスト走行をして作業完了です。

今回はリアのチューブ交換費用だけで修理は済みましたが、整備点検済み中古で購入してもこの様な不具合を気が付かずに使用して高額の修理になる事も珍しくはありません。

中古自転車の修理、整備、点検も致しますので気軽にご相談下さい。

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