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2022.04.13

MTBのオーバーホール その① 分解、点検編

こんばんわ 出張修理の自転車屋さんです。

4月に入って桜も散って一気に暑くなり、多治見市でも昼間は30℃近くまで気温が上昇しています。

桜に変わってタンポポも咲き出しました。

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前回、洗車でご紹介した2013年モデル、コナのブラストを見本にして修理や作業内容等をご紹介していきます。

今回はオーバーホールの分解、点検編です。

とりあえず作業台に固定して分解します。

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BBを外すと中から水が出てきます。

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前回洗車したときの水ですが、バイクを逆さまにして水抜きをして、しっかり乾燥させて時間も3週間程、経過していますがまだフレーム内に水が残っています。

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実はフレーム内に水が残っているのは分解する前から分かっており私がプロショップで勤めていたときでも散々経験していましたのでこちらの水抜きの対策も順次ご紹介していきます。

ヘッドベアリングなどの回転部も状態は良好ですがグリスなどは経年劣化等で変色しています。

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ホイール等も問題はありませんがハブなども順次分解整備いたします。

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パーツなども分解できるところは全て外してバラバラにします。

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この様な感じでフレームから全ての部品を外していきます。

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本来ですと、分解した部品を全て洗浄、脱脂、点検、組み立てをしていきます。

今回の車両はそもそも使用距離が数キロとほとんど使用しておらず前回の洗車で洗浄、脱脂もしていますので今回は洗浄、脱脂の工程を部分的に行い組み立てをしていきます。

部品を点検していて特に気になった所ですと

1、ディスクブレーキの動きやタッチが悪い

2、サスペンションのロックアウトが甘い

3、フレーム内部に水が残りやすい

4、シフトワイヤーの錆や亀裂が見られる

5、山で使用するのでチューブレスにしたい

などいくつか気になる点や改善が必要な部分がありますのでオーバーホールをしながらバイクのモディフィケーションを行ってきます。

次回はサスペンションの整備作業をご紹介します。

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