2023.07.04
新車の組み立てもお任せ下さい 後編
こんばんは、出張修理の自転車屋さんです。
本日は前回の続きで新車MTBの組み立て点検作業をご紹介します。
前後のホイールも装着して作業スタンドに固定したので残りの作業を行います。
まずはハンドル周りですがステムキャップの固定の仕方が悪くてキャップ上部の隙間がありません。
ごく一部のステムでこの様な固定方法の物も過去にはありましたがこのモデルでは上下の隙間を均等にして固定します。
トルクレンチで確認します。
ハンドルが純正に比べて短いのでよく観察していたら何故かグリップにグリスを塗布してありボルトで固定するグリップですが滑ってグリップが回ってしまいます。
グリップが動くと危険ですので外して洗浄します。
パーツクリーナーで脱脂します。
さらにおくまで綺麗なウエスをねじ込んで拭き上げます。
ハンドルも脱脂して固定完了です。
キャリパーもセンター位置を調整し固定します。
ブレーキホースの取り付け確認とリークチェックをします。
クランク等ボルト、ナットも締め付け確認を行います。
ペダルの締め付けが甘く気になったので外してネジ部を確認すると、、、
恐らくロックタイト系の緩み止め材が塗ってあります。
個人的にはお勧めできないのでネジ部を綺麗に掃除して適切なグリスを塗布します。
規定トルクでしっかり締め付けます。
チェーンにもオイルを塗布してシフト調整をします。
シマノ製変速機は調整が簡単ですね。
スタビライザーもオン、オフと切り替えできます。
オフのほうがシフトは軽いですがオンの方がチェーンのバウンドを防止できます。
シチュエーションに応じて使い分けると良いですね。
ハンドル回りもワイヤーなどの取り回しが良くないので干渉してます。
ホースやケーブルがなるべく干渉しないように取り回しを変更します。
サスペンションはエアーで調整しますのでバルブの緩みを確認して。
エアサスポンプでエアー圧を調整します。
インナーチューブも掃除をし、薄くシリコンスプレーをダストシールとインナーチューブに塗布して再度拭き上げます。(恐らくインナーチューブは錆びやすい材質なので錆び防止にも効果的です)
最後にテスト走行を行い異常が無いかを確認してお客様にお渡しとなります。
必要な方にはお渡し時にスポーツバイクの基本操作の説明も行います。
スポーツバイクで何かお困りのことがありましたら気軽にご相談ください。
カテゴリ:スポーツバイク修理日記
本日は前回の続きで新車MTBの組み立て点検作業をご紹介します。
前後のホイールも装着して作業スタンドに固定したので残りの作業を行います。
まずはハンドル周りですがステムキャップの固定の仕方が悪くてキャップ上部の隙間がありません。
ごく一部のステムでこの様な固定方法の物も過去にはありましたがこのモデルでは上下の隙間を均等にして固定します。
トルクレンチで確認します。
ハンドルが純正に比べて短いのでよく観察していたら何故かグリップにグリスを塗布してありボルトで固定するグリップですが滑ってグリップが回ってしまいます。
グリップが動くと危険ですので外して洗浄します。
パーツクリーナーで脱脂します。
さらにおくまで綺麗なウエスをねじ込んで拭き上げます。
ハンドルも脱脂して固定完了です。
キャリパーもセンター位置を調整し固定します。
ブレーキホースの取り付け確認とリークチェックをします。
クランク等ボルト、ナットも締め付け確認を行います。
ペダルの締め付けが甘く気になったので外してネジ部を確認すると、、、
恐らくロックタイト系の緩み止め材が塗ってあります。
個人的にはお勧めできないのでネジ部を綺麗に掃除して適切なグリスを塗布します。
規定トルクでしっかり締め付けます。
チェーンにもオイルを塗布してシフト調整をします。
シマノ製変速機は調整が簡単ですね。
スタビライザーもオン、オフと切り替えできます。
オフのほうがシフトは軽いですがオンの方がチェーンのバウンドを防止できます。
シチュエーションに応じて使い分けると良いですね。
ハンドル回りもワイヤーなどの取り回しが良くないので干渉してます。
ホースやケーブルがなるべく干渉しないように取り回しを変更します。
サスペンションはエアーで調整しますのでバルブの緩みを確認して。
エアサスポンプでエアー圧を調整します。
インナーチューブも掃除をし、薄くシリコンスプレーをダストシールとインナーチューブに塗布して再度拭き上げます。(恐らくインナーチューブは錆びやすい材質なので錆び防止にも効果的です)
最後にテスト走行を行い異常が無いかを確認してお客様にお渡しとなります。
必要な方にはお渡し時にスポーツバイクの基本操作の説明も行います。
スポーツバイクで何かお困りのことがありましたら気軽にご相談ください。