2023.04.16
MTBのオーバーホール 分解、洗浄編
こんにちは出張修理の自転車屋さんです。
本日はMTBのOH(オーバーホール)作業のご紹介をします。
最初はパンクでの修理依頼で瑞浪市に出張でお伺いしてバイクを見させて頂き今の状態を確認した上でOHの作業をさせていただくことになりました。
作業工程が多いので何回かに分けて作業工程を紹介していきます。
2019年頃に購入されてほとんどメンテナンスをされていない状態でした。
ブレーキローターは磨耗が激しいので前後ともに交換です。
タイヤはチューブレスで運用されており、パンクや経年劣化、ひび割れの為交換です。
チェーンは磨耗の為、ピッチ間が広くなっていますので交換です。
スプロケットも良く使用するギヤが磨耗しています。 新品のチェーンに交換すると噛み合わせが悪く最悪歯飛びしますので交換します。
リアのブレーキパッドは交換時期を過ぎています。
交換する部品がある程度分かったのでパーツを外して洗浄準備をします。
チェーンを外し、
前後のホイールを外してローターを外し
ブレーキローターも取り外します。
フロントのブレーキパッド残量はありますがオイルが染みてブレーキ時に異音がして滑っていましたので交換します。
サスペンションの潤滑オイルが垂れてブレーキパッドに付着した物と考えられます。
下部ダイヤルにもオイルが染みています。
リアのブレーキパッド残量はありません。
駆動系は古いオイルや砂、金属の磨耗したカスなどいろいろな汚れが蓄積しています。
タイヤを外すとリムフラップが剥がれていました。
遅かれ早かれこれではチューブレスの役目を果たせず、空気が漏れてしまいます。
再利用する部分をディグリーザー、中性洗剤、アルコールなどを用いて徹底的に洗浄、脱脂をします。
洗浄後はしっかりと水分を飛ばして乾燥させて次の工程に入ります。
続きはまた来週アップします。
カテゴリ:スポーツバイク修理日記
本日はMTBのOH(オーバーホール)作業のご紹介をします。
最初はパンクでの修理依頼で瑞浪市に出張でお伺いしてバイクを見させて頂き今の状態を確認した上でOHの作業をさせていただくことになりました。
作業工程が多いので何回かに分けて作業工程を紹介していきます。
2019年頃に購入されてほとんどメンテナンスをされていない状態でした。
ブレーキローターは磨耗が激しいので前後ともに交換です。
タイヤはチューブレスで運用されており、パンクや経年劣化、ひび割れの為交換です。
チェーンは磨耗の為、ピッチ間が広くなっていますので交換です。
スプロケットも良く使用するギヤが磨耗しています。 新品のチェーンに交換すると噛み合わせが悪く最悪歯飛びしますので交換します。
リアのブレーキパッドは交換時期を過ぎています。
交換する部品がある程度分かったのでパーツを外して洗浄準備をします。
チェーンを外し、
前後のホイールを外してローターを外し
ブレーキローターも取り外します。
フロントのブレーキパッド残量はありますがオイルが染みてブレーキ時に異音がして滑っていましたので交換します。
サスペンションの潤滑オイルが垂れてブレーキパッドに付着した物と考えられます。
下部ダイヤルにもオイルが染みています。
リアのブレーキパッド残量はありません。
駆動系は古いオイルや砂、金属の磨耗したカスなどいろいろな汚れが蓄積しています。
タイヤを外すとリムフラップが剥がれていました。
遅かれ早かれこれではチューブレスの役目を果たせず、空気が漏れてしまいます。
再利用する部分をディグリーザー、中性洗剤、アルコールなどを用いて徹底的に洗浄、脱脂をします。
洗浄後はしっかりと水分を飛ばして乾燥させて次の工程に入ります。
続きはまた来週アップします。